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[vine-users:051335] Re: グローバル IP とローカル IP の混在

  • From: Masaharu "DENSUKE" NAGATA <densuke@xxxxxxxxxxxxx>
  • Subject: [vine-users:051335] Re: グローバル IP とローカル IP の混在
  • Date: Mon, 10 Jun 2002 01:49:54 +0900
でんです。

VineのMLにははじめて投稿します。以後よろしく。

でもって、今までの議論をなされているのをROMしていて感じたのが....

> ルータのメーカーからの回答で、「グローバルIPとローカルIPの混在が可能で
> す。」っていうのは、どういう構成を想定してのものだったんだろう...

この部分の解釈の仕方にメーカ側と金子さんの間で差異があるのでは
無いかと言うことです。

TCP/IPの世界では、物理的に結合状態であってもIPアドレス/ネットマスク
の組合せでネットワーク番号が異ると別の論理ネットワークとして扱います
ので、相互の通信には経路を教えてくれる仲介装置が必要になります。

	-> ルータの事ね

しかし、これはあくまでも異る論理アドレスネットワークの間での事であって
同じ論理アドレスネットワークの中では、相互に通信が行えます。
恐らく、メーカの人はこの動作を元にして

	「混在できる」

と言いたかったのではないかと思います。
多少詭弁と取られるかもしれませんが、ネットワークが混在するのと
相互でデータの交換ができる事は別次元の話ですから,言いたい事を
理解できなくも無いと思います。

ですから、いくつかあるPCのうちのどれかに相互のパケット交換を行う
ための経路情報を定義してあげれば動くのではないでしょうか。
これが、前に大里さんが書かれた、構成図が

	「考え方としての構造図であって本来の構成とは違う。」

の意味です。

以上動作は、TCP/IPのデータ転送の基本動作ですので、詳細は関連
図書を読むことをお勧めします。実験云々より必要とされる知識を
広げる事の方が理解が早いかと思います。

ポイントは、ハード的な接続(物理装置)と論理的な接続(プロトコル)
の違いって所でしょうか。

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でん / Masaharu "DENSUKE" Nagata
  E-Mail: densuke@xxxxxxxxxxxxx