池田@福山市です。 # すでに話は進んでいるようだけど、あえて冗長に書いてみたりする。 # とりあえず一般論を書いてみたりする。 Date: Tue, 13 Jul 2004 22:46:22 +0900 Message-ID: <20040713224622.4a909709.ikari@xxxxxxxxxxxxxxxxx> > > fdisk -l /dev/hdaの内容をメールに張り付けたいのですが、 > コピーってできないのでしょうか? > > ほんとに初心者でごめんなさい。。。 困っている時ほど、一度落ち着いて考え直して作業した方が良いですよ。 過去にもコマンドの出力の結果をコピーするという話題がこの メーリングリストでありました。 検索すると見つかると思うのですがいくつか代表的なものを。 1. X Window System 上でマウスを使ってコピー&ペースト マウスのボタン1 (通常3ボタンの左) を押してドラッグして 範囲選択します。マウスのボタン2 (通常3ボタンの中央) を 押すとマウスカーソルのある場所に選択したテキストが張り付けられます。 2. ファイルにコマンドの出力をリダイレクト command > hoge.txt とすると command の (標準出力への) 出力が ファイル hoge.txt に保存されるので、使っているソフトウェアで そのファイルを適当な位置に挿入します。 標準エラー出力への出力も保存したい時は command >& hoge.txt と します。 3. script コマンドを使う script hoge.txt を実行すると、hoge.txt に一連の結果が記録されます。 記録の終了には exit を入力します。 使っているソフトウェアでそのファイルを適当な位置に挿入します。 4. Emacs の shell モードを使う Emacs 内でほとんどの作業を行なっているなら、Emacs の shell モードが 手軽で便利です。Emacs で M-x shell をつかうと Emacs のバッファで shell を実行できます。後は普通通りコマンドを実行して、Emacs の編集 コマンドでコピー&ペーストするだけです。 参考 http://www.linux.or.jp/beginners/question.html ついでに一般的な質問の心得をいくつか (なんか偉そうだな……) 問題が発生した時は、それが再現できる情報を相手に不足なく伝えるように 心がけましょう。 「動きません」といくら叫んでも、それを聞いている人には「動かない」 ということしか伝わりません。 最低でも、問題が再現できる条件と、問題が再現した事が分かる情報が必要です。 問題発生の情報を文章にして伝える時は、自分でもう一度その文章を読み 直して、何をどうしたらどうなったかを具体的に書いているかを確認 しましょう。 自分が行なった操作をぼかして表現したり、エラーメッセージを自分で適当に 意訳している人をたまに見かけますが、問題が発生してよく分からない時こそ 素直にそのまま現象を伝えるようにしましょう。 誤った解釈にもとづいた報告は、混乱の元です。 結果として、問題の解決を遅らせてしまうことになります。 文章ができあがったら、書いている内容についてもう一度検証してみましょう。 検証しながら Web などを利用して問題を再調査してみましょう。 どんどん再検証していきましょう。 もしかすると問題が解決してしまうかもしれません。 問題は解決しなくても、きっと内容のある質問文が完成していることでしょう。 # 本当に偉そうでごめんなさい……。書いていて恥ずかしくなったよ……。 ## 現在 Vine Linux 3.0 待ち。 ## vine-tester はどんな感じなのだろう (ちゃんと機能してるのかな ^^;;)。 -- 池田 克巳 <ikedak@xxxxxxxxxxxxxxxx> <http://www013.upp.so-net.ne.jp/ikeda/index.html> GnuPG Fingerprint = 69BC 8241 0485 389E AA50 E795 7A32 D184 75CE EB0F