小林といいます。 man anacron から。 - anacron を使ってコマンドを頻度を日単位で指定して定期的に実行することが できます。cron(8) と違い、これはマシンが常時稼動していることを仮定しま せん。よってこれを使うことにより、1日24時間稼動していないマシンにおいて 、通常ならば cron で制御するような日毎、週毎、月毎のジョブを制御するこ とができます。 anacron は実行されると、ジョブの一覧を設定ファイル(通常は /etc/anacrontab - anacrontab(5) を参照のこと)から読み込みます。このフ ァイルには anacron の制御するジョブの一覧が書かれています。各ジョブエン トリでは日単位の実行間隔、分単位の遅延、一意なジョブ識別子、シェルコマ ンド、を指定します。 anacron は各ジョブ毎に、そのジョブが最近 n 日以内に実行されたかを調べま す。ここで n はそのジョブに指定された実行間隔です。もし実行されていない なら、anacron は遅延パラメタとして指定された分数だけ待った後に、そのジ ョブのシェルコマンドを実行します。 そのコマンドが終了したら、anacron は日付をそのジョブ用のタイムスタンプ ファイルに記録して、次いつ同じジョブを実行すべきか分かるようにします。 時間の計算には日付だけを用い、1時間単位は用いません。 実行すべきジョブが残っていなければ、anacron は終了します。 - ということで、anacron は終了するものと思われます。 -- Tetsuya KOBAYASHI <tkoba@xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx>