山本@千葉大です。 GNU emacs 2.14 (or higher) で、ヒラギノフォントを使うことが第一の目的です。 (FreeType 2 では、otf もサポートされているので、通常 X 上で例えば、 最近の Gnome や、Mozilla Firefox 等では、otf のままでも難なく使えます。) ここ 1 週間程度、otf2bdf や bdf2ttf、FontForge、フォントそのものについて、 それなりに情報は集めたのですが、1 人でやっていてだいぶ煮詰まってきましたので、 久しぶりにメーリングリストに投稿した次第であります。 とりあえず、otf を ttf にコンバートしたり、一部の文字を編集したり、 使用できる下敷きのビットマップを増やしたりするのに、など諸々な作業を するこなしてくれる候補として、 FontForge - an outline font editor http://fontforge.sourceforge.net/ という便利なオープンソースなフリーソフトがありますので、これを駆使して 可変幅な otf フォントである「ヒラギノ角ゴ Pro W3」を、なんとかしてうまく 「ヒラギノ角ゴ Pro W3 等幅」な ttf を自作しようと思っています。 # Vine Linux 4.0 や Gentoo Linux でもなんなく動きます。 Vine Linux 4.0 では、等幅である sazanami-gothic.ttf で fixed を作って、 それを GNU emacs の標準フォントとして使われているので、同じように 基本的には「ヒラギノ角ゴ Pro W3 等幅」な ttf さえ自作して、後は hiragino.ttfconf を適当にでっち上げてしまえば、目的は達成できそうです。 ちなみに、インターネットの情報を駆けめぐったとしても、 「otf から ttf へ変換」のやり方としてでてくるものは、 ほぼすべてただ単に FontForge を使って、「CID → 単一化」して、 TrueType として出力としかなっておりませんでした。 GNU emacs で、ヒラギノフォントを使用できている方、 FontForge で OpenType なプロポーショナルフォントを TrueType な等幅フォントに 変更したことがある方、 otf2bdf で一旦 bdf に落としてから、FontForge で TrueType な等幅フォントを 作成したことがある方 などなど、フォント作成のノウハウをお持ちの方、ぜひともご教授願います。 -------------------- 千葉大学大学院自然科学研究科数理物性科学専攻D2 山本宗宏 e-mail address: myamamoto@xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx