馬場崎です。 僕がVineLinuxを使いはじめたのはVineLinux-2.6r2あたりからでした。 このころは、murasaki という仕組みでもって、USBメモリを認識出来るように なっていたと思います。 (いくらか手動で設定が必要。Kernelは2.4系) murasaki はVineLinux-3.x あたりまで使われていたと思います。 (VineLinux-3.x も Kernelは2.4系) ※murasakiについては、こちらをどうぞ。 http://user.dotaster.com/~shuu/linux/murasaki/index_ja.html その後、こうしたものはKernel側に組み込まれていって、現在の VineLinux-4.2(4.0以降)は、USBメモリのようなデバイスを挿すと 数秒後にデバイスファイル(例えば /dev/sdc1 )が作られ、後は 普通にマウントできます。オートマウントだったり、ユーザーが任意の マウントをしたり、rootでマウントしたりとかは、相手のファイルシステムに 合わせて様々です。 (Kernelは2.6系) どこかに記載されていたと思いますが、VineLinuxの構成の変化があったのは VineLinux-1.0〜 VineLinux-2.0〜 <- matsumura.k.aa さんのはここ VineLinux-2.5、2.6〜 <- 僕が使いはじめたのはここ VineLinux-3.0〜 VineLinux-4.0〜 <- 現在のバージョン ……こんな感じだったと思いますから、お使いの 2.1.5は相当に古いですね。 2.1.5 のころは Kernel-2.2.xですから、murasaki は使えませんので、 usbmgr を使うと思います。 ※ usbmgrはこちら http://user.dotaster.com/~shuu/linux/usbmgr/index_ja.html ……ただ、情報提供しておいてなんですが、手動で設定するので、それなりに 手間です。(一度だけ設定すれば良いというのは長所かも知れませんけれど) 現行バージョンの kernel-2.6.x と udev のやり方に慣れてしまうと 戻れないですね。僕も細かい部分を忘れています。 恐らく、構成機器の都合でVineLinux-2.1.5 を使いつづけていらっしゃると 思いますが、インストーラーが通るなら、VineLinux-3.x系 まではバージョンを 上げたほうが幸せになれそうな気がします。 (無印ペンティアムの300MhzマシンにVineLinux-3.2を入れてルータで使っています) 現行のVineLinux-4.2 ではインストーラーのチェックが入ってインストールが 出来ないケースがあるのですが、このMLでも、インストーラーをどうにかして 旧世代の機器にVineLinux-4.2を入れる話題が時々出ています。過去ログとか も参考にされて、実態に応じて取捨選択されると良いと思います。 こんな情報でどうでしょう。 -- __/__/__/__/__/__/__/__/__/__/__/__/ ZON or MaruArt. >> Babasaki Seiichirou (Jap) E-Mail mindgear@xxxxxxxxxxxx Nokia N800 zon@xxxxxxxxxxxx __/__/__/__/__/__/__/__/__/__/__/__/