長南です。 すでに二通、返事が届いていますが、すこし違うことを書きます。 いわば、最悪の可能性ですね。 以下よくわかっていないことを書きますので、そのおつもりで。 daydreamer さんのメールより [vine-users:080410] > > MBRに入っているGRUBのディストリビューションがどれか調べる方法が > あれば、助かります。そうすれば、そのディストリビューションを > 起動させて、..... Gentoo の /boot/grub/menu.lst の Vine の部分から splash=silent を 消したら、Vine の起動時にブートメッセージが現れるるようになった のでしょう。でしたら、MBR に入っているのは、Gentoo の Grub だと 思います。 # 今でも /dev/hda5 の ブートセクタに Vine の Grub が入って # いるのですか。だったら、Gentoo の menu.lst の Vine の部分で # kernel 行や initrd 行を使わず、前のように # # title Vine Linux 5.1 (on /dev/hda5) # root (hd0,4) # chainloader +1 # # を使うことにしたら、どうなりますか。やっぱり、下のメッセージが # 出て、止まってしまうでしょうか。 > > splash=silent を kernel 行から削除してrebootし、GRUBからVineを > > 選択すると、以下の部分でエラーが見つかりました。 > > Mounting root filesystem. > mount: missing mount point > Setting up other filesystems. > Setting up new root fs > setuproot: moving /dev failed: No such file or directory > no fstab.sys, mounting internal defaults > ..... Vine の /boot/initrd-2.6.27-57vl5.img を展開して、中身を 見てみました。どうやら、上のメッセージは initrd 内の init が 出しているようです。とすると、initrd が壊れているのかも しれません。 それならば、initrd を作り直せばよさそうだ。そういうことに なるのですが、その前に、どうして initrd が壊れたかが気に なります。何か思い当たることはありませんか。ないようなら、 ハードディスクかメモリに問題があるのかもしれません。 fsck で Vine が入っているパーティションのチェックをしてみて ください。メモリのチェックは、Vine の インストールディスクから やることができます。 # 御存じでしょうが、fsck は、対象とするファイルシステムを # マウントしない状態でやるのが基本です。 # fsck は -f オプションを付ける必要があるかもしれません。 # ハードディスクが本格的に壊れているときに fsck をやると、 # どんどんどんどんファイルシステムが壊れて行きます。ですから、 # fsck を実行する前に、大切なファイルのバックアップを # 取ることをお忘れなく。 ディスクやメモリに問題がないようなら (ファイルシステムに 問題があって、fsck で修復した場合もでしょうけれど)、initrd を 作り直すことになります。それで、どうなるかですね。 # initrd の作り方は、Vine のオンラインマニュアル # http://www.vinelinux.org/manuals/kernel-upgrade-2.html の # 最後のあたりに、ちょっとですが書いてあります。 # とりあえず、Vine をブートする方法ですが、古い kernel や # initrd が残っていませんか。もし残っているなら、Grub の # 画面でコマンドモードに入り、古い kernel や initrd を直接 # 指定してブートすることができるのではないでしょうか。 # Vine のインストール CD から、rescue モードという手もあります。 # Gentoo から Vine の領域に chroot するだけでもよいかもしれません。 -- 長南洋一 _______________________________________________ vine-users mailing list vine-users@xxxxxxxxxxxxxxxxxxxx http://listserv.linux.or.jp/mailman/listinfo/vine-users