鈴木です。 # すでにサマリでたあとですが。 On Sat, 19 Mar 2011 16:53:53 +0900 m.umeda@xxxxxxxxxxxxxxxxx wrote: > の「エディタEmacs上での日本語入力」を参照したのですが、Shift+SpaceでX上 > でAnthyが使えるとの記述があり、LeafpadやGeditまたはSylpheedはAnthyが使え > ますが、Emacsだけ、ミニ・バッファに"Loading egg/Anthyipc...done"と表示さ > れるばかりで、使えるFEPはegg(tamago?)仮想コンソールで、fbtermを起動の > 上でEmacsを使っても、eggのようです。どの様にすればよいのでしょうか?教え > て下さればと思います。 まずはじめに、個人的には Vine Linux 6 では ibus.el が良い かなと思っています。ですが、なにをデフォルトにするかはまだ 検討中で、おそらく次回の定例開発者会議で話あわれるのではな いかと思います。(mozc.elはmozc専用ですし) で、iwaim さんも書いていただいていますが、、みなさんの話の前 提が微妙にズレていたように思いますので、一応確認しておきます。 * Vine Linux 5 でのデフォルトの「かな漢字変換エンジン」は 「Anthy」です。 * GTK+ でのデフォルトの入力システムは scim-bridge で scim を経由して Anthy を使います。 * Emacs でのデフォルトの入力システムは tamago(egg) ですが これもバックエンドには Anthy を使っています。(egg-anthy) Emacs だけ Tamago+FreeWnn だと思われているような流れもありま すが、かな漢字変換エンジンはどれも Anthy です。 「ローマ字-かな変換」の機能はフロントエンドの入力システムに 依存しますので、tamago なら tamago 風のローマかな変換テーブ ルが使われます。 (ちなみに、scim-bridge.el は Vine 5 開発当時はまだ安定してお らず egg/anthy を選択していますが、egg/anthy は anthy 標準 の anthy.el よりはかなりマシだと思います。) # なお、tamago は X がない状態でも使えるメリットがあります。 # scim-bridge.el や ibus.el では X がないと日本語入力できません。 # ですが、tamago が scim とキーバインドやローマかな変換テーブ # ルなどが違っていてキモチワルイという気持ちはとても理解できます。 -- Daisuke SUZUKI | daisuke@{linux.or.jp,dicey.org,vinecaves.com} GnuPG Fingerprint = A03C F34B 830F FFA2 A8D0 48BF 412C 29B8 C979 4DCB GnuPG Fingerprint = 7DE6 9AC6 5E5B 1AF8 B38E 0992 90BF 4C09 7432 2CB0 Founder & President, Project Vine. http://vinelinux.org/ Founder & President, Vine Caves, Ltd. http://vinecaves.com/ Founder & President, Japan Linux Association. http://jla.linux.or.jp/ _______________________________________________ vine-users mailing list vine-users@xxxxxxxxxxxxxxxxxxxx http://listserv.linux.or.jp/mailman/listinfo/vine-users