中山と申します。初めて投稿いたします。 勤務先でVineを主にファイルサーバとして利用させていただいて います。具体的には,各事業所ごとのLAN内で,Sambaを使用して, キーボード・マウス・ディスプレイはつながず,NASのように使って おります。ランレベルは3にしています。 各事業所にはLinuxに習熟した社員がおらず,ブラックボックス の状態であり,出勤時に電源を入れ,退勤時に電源ボタンを押して シャットダウンするという使い方をしています。 Vine3.xと4.xの頃は,電源ボタンを押すことでシャットダウンを 実行するために,/etc/acpi/events/に,powerというファイル名で シャットダウンの処理を直接書いておくことで実現していました。 Vine5.xでは,デフォルトで上記の動作をするようになったので, そのまま使っていました。Vine5.xからは,/etc/acpi/events/には power.confというファイルが置かれており,その中で,別の処理用 のスクリプト(/etc/acpi/actions/power.sh)が実行されるように なっています。 Vine6.0がリリースされ,テスト用のマシンにインストールして みると,電源ボタンを押してもシャットダウンがなされなくなって いました。acpidの設定や動作が変わったのかとも思いましたが, ネットで調べても,関連する情報は見つからず,困っていました。 (i686版でもx86_64版でも,どちらもうまく行きません。) で,ある時,ふと,man acpidを実行して確認してみると,その 中には,「/etc/acpi/events/に,powerというファイル名で…」 と説明がありました。 そう言えば,Vine3.xや4.xでは,power.confではなく,power だったなぁと思いつつ,でもネット調べた時に見た他のディスト リビューションの説明では,power.confとなっているものが多数 で,そもそも,Vine5.xから,power.confが置かれています。 ですが,試しに,power.confを同じ場所にpowerという名前で コピーして,acpidのデーモンを再起動して電源ボタンを押した ところ,なんど期待通りにシャットダウンしてくれました。 (コピーの代わりにシンボリックリンクを張っても,当然,同じ 結果になり,シャットダウンできました。) だいぶ長くなってしまったのですが,お伺いしたいのは,上記 のように対処するのが正しいのか,それとも,何らかの不具合等 により,本来,power.confというファイルを参照すべき処理が, powerを参照するようになってしまっているのか,ということです。 (Vine5.xでは実現できていたわけですし…。) インストールの際は,主にフルインストールを選び,後で設定 を変えてランレベルを3にしていますが,GUIなしのインストール で最初からランレベル3の場合でも,同様で,さらには,telinit でランレベルを3にしても再現したと思います。 OSC2011Tokyo/Fallでお伺いしようかとも思っていたのですが, 仕事の都合で行けない可能性もあるので,MLで質問させていただ きました。宜しくお願いいたします。 _______________________________________________ vine-users mailing list vine-users@xxxxxxxxxxxxxxxxxxxx http://listserv.linux.or.jp/mailman/listinfo/vine-users