加藤(大阪)です。 Sat, 14 Apr 2012 23:32:14 +0900 付 Hidehiro Tajiriさんのメールより引用: > 理論的知識は持ち合わせていないし、-s 付きのaptの使い方も知りませんで > した。 apt-get の manpage によると -s のロングオプション表記は、 "--simulate"、 つまり、実際的な作動は行わず、「何が起こるのかの "シミュレーション"」を するオプションですね。 upgrade や dist-upgrade 以外でも使えるので、憶えておくと便利です。 > upgradeの時yかnか聞かれることがあるので複雑な場合はそれで判断 > できる機会がありますが、それも出たとこ勝負で猪突猛進の方だったので、今 > まで痛い目にあったこともあります。 それ、自分もやりがちです。普段から upgrade 時には、 # apt-get upgrade 2>&1 | tee ~/updates/`date +"%Y_%m%d_%H%M%S"`.upgrade 等としてログを取っておくと、いざという時の修復作業が、多少楽になります。 特に proposed-update を有効にしていたり、Vine Seed を利用している時に は。 > 今まで気にはしていたのですが、「proposed-update リポジトリ」の設定を外 > すのが正解でしょうが、VineSeed程updateが頻繁ではないので、今後は > apt-get -s upgrade(or dist-upgrade)でできるだけ確認するようにして、今 > のままでいこうと思っています。 「proposed-update リポジトリ」は、通常はアップグレードされることのない 「Vine 安定版(今なら 6.0) の主要パッケージ」の、緊急アップデート(eratta 発行)の前段階の「アップデート提案」用のリポジトリという位置づけだと思い ます。 この為、proposed-update を有効しておくという事は、「ヒトバシラ覚悟で」と いう意味合いも含まれるのではないかと思います。 ヒトバシラが多いほどバグも取れ易い訳ですから、Vine Linux ユーザーにとっ ては有り難い事ですが、運用を間違うと、今回のように必要な常用パッケージが 削除されてしまう可能性もあるので、充分な注意が必要ですね。 ちなみに、先のメールでは書き忘れていましたが、今回の問題は compat-32-* パッケージ関連なので、正確には、『Vine6.0 + proposed-update(x86_64)』環 境だけの問題で、Vine6.0 + proposed-update であっても i686 マシンの場合は 影響有りません。 -- 加藤 雅 <mkato@xxxxxxxxxxxxx> http://okatanainfo.web.fc2.com/ http://www2.odn.ne.jp/add10/fluxbox/ _______________________________________________ vine-users mailing list vine-users@xxxxxxxxxxxxxxxxxxxx http://listserv.linux.or.jp/mailman/listinfo/vine-users