かわむらさん、 山本です。 しばらく時間があってしまいましたが…、 VineSeed Trac の以下の場所に、 今回の topic「dvipdfmx 経由で PDF に IPA 明朝、IPA ゴシックを埋め込む」を ざっとまとめておきました。 http://trac.vinelinux.org/browser/people/munepi/ptl09vl6/ このメールに添付ファイル ptl09vl6-r7083.tar.xz として、上記を固めて置きました。 2012年10月10日 10:50 Masaki Kawamura <kawamura@xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx>: > 先ほどの手順で、以下が抜けていました。 > これで、dvipdfmx でも ptex-ipa-ttf.map が利用できるようになるはずですよね? > --- > dvipdfmにあるmapをdvipdfmxにコピー > # cd /usr/share/texmf/fonts/map/dvipdfmx > # ln -s ../dvipdfm/ptexlive . > # mktexlsr > --- 上記操作は不要です。 /usr/share/texmf/fonts/map/ 以下の dvipdfm ディレクトリや dvipdfmx ディレクトリに 意味がありません。 なので、dvipdfmx 形式のファイルは、形式上、 dvipdfm ディレクトリ以下か dvipdfmx ディレクトリ以下に 配置することにしているだけです。 > Vine の標準が dvipdfm なんだか、dvipdfmx なんだか、よくわからないですが。 > いまのところどちらも同じ気がしますが、設定ファイル(例えばmap)が違ったりしま > すねぇ。 通常は、dvipdfmx を使ってください。 現在の dvipdfm は dvipdfmx からのシンボリックリンクとなっています。 # ebb(x) も dvipdfmx からのシンボリックリンクです(^^ dvipdfmx の x は、(主に CJK)拡張であることが知られています。 実際に、dvipdfmx.c のsource codeを見ると、 compat_mode という整数型変数があり、これが 1 の値を持つとき、 dvipdfm 互換で挙動をします。 http://ftp.tug.org/svn/texlive/trunk/Build/source/texk/dvipdfmx/src/dvipdfmx.c?view=markup dvipdfm 互換モードで動かすには、 1. $ dvipdfm で実行するとき 2. $ dvipdfmx -E で実行するとき のようです。 たとえば、-d オプションは、dvipdfmx のときでしか使えません。 実際に実行してみると、以下のようになりました。 $ dvipdfmx -d 5 hoge hoge.dvi -> hoge.pdf [1] 3002 bytes written $ dvipdfm -d 5 hoge ** WARNING ** dvipdfm "-d" option not supported. Multiple dvi filenames? Try "dvipdfmx --help" for more information. $ dvipdfmx -E -d 5 hoge ** WARNING ** dvipdfm "-d" option not supported. Multiple dvi filenames? Try "dvipdfmx --help" for more information. -- 山本 宗宏 Munehiro "munepi" Yamamoto <munepi@xxxxxxxxxxxxx> GPG Key ID: 0xC24B55FD GPG Key Fingerprint: 61EC 85A8 5F34 5E35 91E8 8AD0 1D28 D5DE C24B 55FD
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