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[vine-users:082557] Re: インストール後の起動で

  • From: 長南洋一 <cyoichi@xxxxxxxxxxxxxxx>
  • Subject: [vine-users:082557] Re: インストール後の起動で
  • Date: Wed, 07 May 2014 12:39:26 +0900 (JST)
長南です。

牛島さんのメールより [vine-users:082556]
>
> Setting up Logical Volume Management:  2 logical volume(s) 
> in volume group "VolGroup00" now active
> 
> Checking root filesystem
> /dev/mapper/VolGroup00-LogVol00: clean, 81013/4898816 files, 
> 815096/19587072 blocks
> 
> Remounting root filesystem in specified mode(defaults):
> Checking filesystems
> fsck.ext4: Unable to resolve 'LABEL=/boot'  【ここでFAILED】

「ルート・ファイルシステムのチェックと remount には成功した。だが、
他のファイルシステムの fsck をしようとしたとき、"/boot" という
ラベルのパーティションがどこだかわからなかった」と言っているのでは
ないでしょうか。すぐ思いつくのは、問題のパーティションにラベルを
付け忘れたか、/boot 以外の名前を付けたことですが。

やはり、パーティションとそれに付けたラベルの一覧、/etc/fstab の内容、
/boot/grub/menu.lst の少なくとも kernel 行ぐらいは、お見せになった方が
よいと思います。インストール CD のレスキューモードで何とかなりませんか。

以下、当てずっぽですが、思いついたことを書いておきます。RAID も LVM も
使ったことがないので、見当違いかもしれません。

LVM を使用なさっているのですか。

> あれから調べたのはBIOSにRAID設定は無くフォーマットを自動ではなく
> 手動でして

と書かれていますが、フォーマットというのは、手作業でパーティションを
切ったということですか。それとも、パーティションを切り、ファイルシステム
の作成も改めてやったということですか。もしかして、ファイルシステムを
作り直さなかったために、古い RAID の設定ファイルが残っているなんて
ことはないのでしょうか。

> Loading default keymap(jp106):
> Activating swap partitions:
> Setting up hostname server01
> ERROR: asr: wrong # of devices in RAID set "asr_" [1/2] on /dev/sda
> /etc/rc.d/rc.sysinit: line 258: /sbin/kpartx: No such file or directory

"ERROR: asr: wrong # of devices in RAID set "asr_" [1/2] on /dev/sda"
が最大の問題なのでしょうが、RAID を使っていないのに、どうしてこれが
出るのでしょう。"asr" って何ですか。

kpartx というのは、LVM に必要なものなのですか。もしそうだとしたら、
どうして "No such file or directory" なんでしょう。/etc/rc.d/rc.sysinit
を実行しているということは、ルート・ファイルシステムのマウントには
(少なくとも、ro マウントには) 成功しているわけです。それなのに、
/sbin/kpartx が存在しないというのは、どういうことなんでしょう。
インストールのログにエラーが出ていないでしょうか (実は、当方にも
/sbin/kpartx は存在しません。でも、以下に書くような理由で、ブート中に
エラーになることもありません)。

それとも、kpartx というのは、RAID 関係であり、それ故、牛島さんの
ところには存在しないのでしょうか。rc.sysinit の 258 行目あたりというのは、
次のような内容です。どうやら RAID 関係らしい。

  if ! strstr "$cmdline" nodmraid && [ -x /sbin/dmraid.static ]; then
          modprobe dm-mirror > /dev/null 2>&1
          dmraidsets=$(LC_ALL=C /sbin/dmraid -s -c -i)
          if [ "$?" = "0" ]; then
                  for dmname in $dmraidsets; do
                          if [[ "$dmname" == isw_* ]] && \
                             ! strstr "$cmdline" noiswmd; then
                                  continue
                          fi
                          /sbin/dmraid.static -ay -i --rm_partitions -p "$dmname" >/dev/null 2>&1
                          /sbin/kpartx -a -p p "/dev/mapper/$dmname"
                   done
           fi
  fi

ですから、menu.lst でカーネルパラメータに nodmraid と指定すれば、
kpartx は実行されないと思います (当方の場合は、nodmraid を指定して
いませんが、"/sbin/dmraid -s -c -i" が失敗のステータスを返すので、
kpartx が実行されません。牛島さんのところでは、/sbin/dmraid が
成功してしまうらしい。それが不思議です)。

とは言え、カーネルパラメータに nodmraid を指定しても、"fsck.ext4: 
Unable to resolve 'LABEL=/boot'" のエラーはやっぱり出るのではないか
という気がします。 

-- 
長南洋一
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