VineSeed ML アーカイブ



[VineSeed:20290] upload: glibc-2.11.1-6

  • From: MATSUBAYASHI 'Shaolin' Kohji <shaolin@xxxxxxxxxxxxx>
  • Subject: [VineSeed:20290] upload: glibc-2.11.1-6
  • Date: Sat, 6 Mar 2010 20:07:01 +0900
At Wed, 10 Feb 2010 20:04:23 +0900,
Daisuke SUZUKI wrote:
> 
> glibc-2.11.1-5 (i686,x86_64) を upload しました。
> compat32-glibc の Requires を見直して、release 番号まで
> 見ないようにしました。

[VineSeed:19893] にて

At Sun, 31 Jan 2010 10:58:57 +0900,
Daisuke SUZUKI wrote:
> 
> > 一応変更予定点は、locale-archive まわりのみで、
> > - common のほうも build-locale-archive を使うようにする
> > - common-extra を抜いた時に ja のみに戻るようにする
> > の2点です。
> 
> この変更をいれた glibc-2.11.1-3vl6 をとりあえず TeskPkg に
> いれました。

と書かれていましたが、意図した通りに動いていませんでした。

(1) %triggerun -- common-extra で、正しくは

      cp -f /usr/lib/locale/locale-archive-ja.tmpl /usr/lib/locale/locale-archive.tmpl

    となるべきところが

      cp -f /usr/lib/locale-archive-ja.tmpl /usr/lib/locale-archive.tmpl

    となっていました (path が間違っていた)。

(2) %triggerun だけでは不十分で、実際にはこの処理が行われていませんでした。
    %postun common-extra とすると、意図した通りに動きました。

(3) %post common 内で

      cp /usr/lib/locale/locale-archive-ja.tmpl /usr/lib/locale/locale-archive.tmpl
      /usr/sbin/build-locale-archive

    としていたため、vbootstrap/vbuilder などで環境構築をする際、
    glibc Requires(post): /bin/cp (coreutils), coreutils PreReq: glibc
    とループしているため、そもそもこの処理が行えていませんでした。

    そこで、/usr/lib/locale/locale-archive.tmpl を locale-archive-ja.tmpl と
    同じ内容のものでかつ %ghost %config(missingok,noreplace) ではない状態で
    glibc-common にもたせることにより、cp から始まる行を削除して、依存ループを
    解消しました。

これらの修正を施した 2.11.1-6vl6 (src,i686,ppc) を put しました。

参考のために、5vl6 との spec diff を以下に添付しておきます。

--
 MATSUBAYASHI, 'Shaolin' Kohji
 Vice President & PPC Maintainer, Project Vine  shaolin@xxxxxxxxxxxxx
 Interaction Designer, Vine Caves Ltd.          shaolin@xxxxxxxxxxxxx

 GPG Fingerprint: 981C 4171 3044 DC45 6024  EA00 A413 F44D 8FB7 5B97

Attachment: glibc-2.11.1-5vl6_6vl6.diff
Description: Binary data