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[VineSeed:21326] 第23回 定例IRCミーティング議事録

  • From: Yasumichi Akahoshi <yasumichi@xxxxxxxxxxxxx>
  • Subject: [VineSeed:21326] 第23回 定例IRCミーティング議事録
  • Date: Sat, 3 Jul 2010 02:21:14 +0900
 赤星です。
 2010年6月26日(土)21:00から4時間強に渡り、『Vine Linux開発者ガイド』に関す
る貴重な意見を頂くことができました。tracに載せているものと同じ内容ですが、
以下のように議事録をまとめました。

http://trac.vinelinux.org/wiki/MonthlyIrcMeeting/23rd

* 全体的な流れについて
 o「1.5. Security Watch Teamメンバー」→「1.5. セキュリティー情報の収集・対応」
   (1.1〜1.4に合わせて)
 o「概要」の部分に開発者の定義が欲しい。
*  第1章 Vine Linux開発への参加形態について
 o proposed-updateとかTestPkgのテストについていれる方がいいのでは?
  + 「1.1. パッケージのテストと問題の通報」に含まれている。→「1.1. パッケージ
   のテスト」(問題の通報は副次的なもの)
  + テストメインじゃなくて普段使いからでも → ユーザ向けドキュメントへ反映
 o 「1.3. ドキュメントの作成・更新・査読」
  + 「Vine Linuxが真に初心者に優しいディストリビューションであるためには」は不要
  + 「Vine Linuxでは、最新の環境に合わせ体系立てたドキュメントを提供する事で」
   →「Vine Linuxの環境に合わせ体系立てたドキュメントを提供する事で」
     (なんの最新かわからない)
  + 「あなたのメモから公式ドキュメントにしませんか?」といった誘いのような文章
   を載せてはどうか。
 o 「1.4. パッケージの翻訳」
  + apt-cache よりも Synaptic を例にした方が良い。
  + 作業の具体例が必要(BTSへの投稿例)
  + 「パッケージの翻訳に継続して参加してくださる場合」の「継続」って必要?
   # 単発な人も歓迎
    * ML登録が嫌だという人もいるだろう
     o 翻訳を取り込むだけならMLには入ってもらわなくてもいい
    * 著作権は?
     o Project Vineが自由に配布するのに支障がないように断り書きを入れておく。
      + 権利関係は別の機会に議論を設けたい。
*  第2章 Vine Linuxの開発に参加するには
 o 「2.4. オンライン会議への参加」
  + 最初に持ってきてはどうか。(雰囲気を掴む)
  + オンライン会議とMLの関係について記述が必要。
    (MonthlyIrcMeeting/22ndの議事録による)
 o 「2.2. GnuPG公開鍵の登録依頼」「2.3. Trac及びBTSのアカウント登録依頼」
  + Tracのアカウント取得にGnuPG公開鍵の登録を必須とすべきでは?(全開発者必須に)
   # 次回のIRC会議で議題とする。
  + なぜ GnnPG 公開鍵が必要なのか、簡単に触れた方がよい。
   # パッケージ作成だけに必要じゃないという感じの文面
   # 実際に会って鍵を署名してもらう意味をもたせたい。
* 「第3章 パッケージ作成のための基礎知識」
 o 「3.1. 更新パッケージの提供期間」
  + (Vine Linux 5.0から、この定義となりました。Vine Linux 4.xの更新パッケージ
   提供終了は、2010年8月24日までです。)
   # ()書きになっているが、重要な変更→<important>要素に
 o  3.2. VineSeedについて
  + 「kernelとかlibcとかXとかGNOMEとかの更新」と「それ以外の更新」は、かなり
   性質が違うので記述しておくべき
   # 例えば、kernelは最新追従ではなくてLTS(Long Time Support)を見ている。
 o  3.3. 収録可能なパッケージのライセンスについて
  + 「Project Vineが自由に配布することに支障のないもの」などの文言を付け
   加えておく。
  + 特許系の扱いについて不足
   # 「また、Vine LinuxではVine? Linux 5以降、ライセンス以外での制約があるソ
    フトウェア (例えば特許) についてはバイナリを配布することは実施していま
    せん。そのようなソフトウェアのためにself-buildシステムを導入しています
    。」(一案)
   #  コラム:self-buildパッケージの取り込みは?
    * 開発者向けガイドでは触れず、別途、Vine Linux としての見解を用意しておく
     必要があるのでは? → ポリシーへ反映?
 o  3.4. パッケージが属するコンポーネントについて
  + http://trac.vinelinux.org/wiki/Category に合わせるべき
  + コンポーネントという表現に関して
   # Vine Linuxで使っている「カテゴリ」は Group と紛らわしくないか。
    * これまでの習慣に合わせ「カテゴリ」とする。
  + orphanedは使うべきではないパッケージなのでapt-lineは作ってない。
    (単に歴史的記録とかそういう意味で残している)
  + GroupやLicense等のSPECファイルの詳細については、MakingRPMに任せる。
    (Licenseについてまとめ MakingRPMに含める)
   # http://trac.vinelinux.org/wiki/MakingRPM/License
    *  https://fedoraproject.org/wiki/Licensing を参考にすればよいのでは。
       (会議翌日の発言から)
*  付録C VineSeed環境の構築要領
 o apt-get upgradeの前にrpm aptを先にいれた方が問題が起こる可能性は少ない。
 o Synapticをやめ、ベースシステムからコンソールベースで進める方向が良い。
   (依存関係の解決を円滑にするため?)
 o VirtualBoxイメージを定期的に配布するというのはどうか?(別途、検討)
 o task-xorg-x11とかの活用
 o 依存関係の解決に失敗したら、BTSへ投稿してもらう。
* 付録に『開発を継続できなくなった時』を追加(会議翌日の発言から)

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Yasumichi Akahoshi
GnuPG fingerprint = A947 88E9 351F 8FE2 02D6  BC99 79C5 20FF 0A63 FAFA