赤星です。 2010年6月26日(土)21:00から4時間強に渡り、『Vine Linux開発者ガイド』に関す る貴重な意見を頂くことができました。tracに載せているものと同じ内容ですが、 以下のように議事録をまとめました。 http://trac.vinelinux.org/wiki/MonthlyIrcMeeting/23rd * 全体的な流れについて o「1.5. Security Watch Teamメンバー」→「1.5. セキュリティー情報の収集・対応」 (1.1〜1.4に合わせて) o「概要」の部分に開発者の定義が欲しい。 * 第1章 Vine Linux開発への参加形態について o proposed-updateとかTestPkgのテストについていれる方がいいのでは? + 「1.1. パッケージのテストと問題の通報」に含まれている。→「1.1. パッケージ のテスト」(問題の通報は副次的なもの) + テストメインじゃなくて普段使いからでも → ユーザ向けドキュメントへ反映 o 「1.3. ドキュメントの作成・更新・査読」 + 「Vine Linuxが真に初心者に優しいディストリビューションであるためには」は不要 + 「Vine Linuxでは、最新の環境に合わせ体系立てたドキュメントを提供する事で」 →「Vine Linuxの環境に合わせ体系立てたドキュメントを提供する事で」 (なんの最新かわからない) + 「あなたのメモから公式ドキュメントにしませんか?」といった誘いのような文章 を載せてはどうか。 o 「1.4. パッケージの翻訳」 + apt-cache よりも Synaptic を例にした方が良い。 + 作業の具体例が必要(BTSへの投稿例) + 「パッケージの翻訳に継続して参加してくださる場合」の「継続」って必要? # 単発な人も歓迎 * ML登録が嫌だという人もいるだろう o 翻訳を取り込むだけならMLには入ってもらわなくてもいい * 著作権は? o Project Vineが自由に配布するのに支障がないように断り書きを入れておく。 + 権利関係は別の機会に議論を設けたい。 * 第2章 Vine Linuxの開発に参加するには o 「2.4. オンライン会議への参加」 + 最初に持ってきてはどうか。(雰囲気を掴む) + オンライン会議とMLの関係について記述が必要。 (MonthlyIrcMeeting/22ndの議事録による) o 「2.2. GnuPG公開鍵の登録依頼」「2.3. Trac及びBTSのアカウント登録依頼」 + Tracのアカウント取得にGnuPG公開鍵の登録を必須とすべきでは?(全開発者必須に) # 次回のIRC会議で議題とする。 + なぜ GnnPG 公開鍵が必要なのか、簡単に触れた方がよい。 # パッケージ作成だけに必要じゃないという感じの文面 # 実際に会って鍵を署名してもらう意味をもたせたい。 * 「第3章 パッケージ作成のための基礎知識」 o 「3.1. 更新パッケージの提供期間」 + (Vine Linux 5.0から、この定義となりました。Vine Linux 4.xの更新パッケージ 提供終了は、2010年8月24日までです。) # ()書きになっているが、重要な変更→<important>要素に o 3.2. VineSeedについて + 「kernelとかlibcとかXとかGNOMEとかの更新」と「それ以外の更新」は、かなり 性質が違うので記述しておくべき # 例えば、kernelは最新追従ではなくてLTS(Long Time Support)を見ている。 o 3.3. 収録可能なパッケージのライセンスについて + 「Project Vineが自由に配布することに支障のないもの」などの文言を付け 加えておく。 + 特許系の扱いについて不足 # 「また、Vine LinuxではVine? Linux 5以降、ライセンス以外での制約があるソ フトウェア (例えば特許) についてはバイナリを配布することは実施していま せん。そのようなソフトウェアのためにself-buildシステムを導入しています 。」(一案) # コラム:self-buildパッケージの取り込みは? * 開発者向けガイドでは触れず、別途、Vine Linux としての見解を用意しておく 必要があるのでは? → ポリシーへ反映? o 3.4. パッケージが属するコンポーネントについて + http://trac.vinelinux.org/wiki/Category に合わせるべき + コンポーネントという表現に関して # Vine Linuxで使っている「カテゴリ」は Group と紛らわしくないか。 * これまでの習慣に合わせ「カテゴリ」とする。 + orphanedは使うべきではないパッケージなのでapt-lineは作ってない。 (単に歴史的記録とかそういう意味で残している) + GroupやLicense等のSPECファイルの詳細については、MakingRPMに任せる。 (Licenseについてまとめ MakingRPMに含める) # http://trac.vinelinux.org/wiki/MakingRPM/License * https://fedoraproject.org/wiki/Licensing を参考にすればよいのでは。 (会議翌日の発言から) * 付録C VineSeed環境の構築要領 o apt-get upgradeの前にrpm aptを先にいれた方が問題が起こる可能性は少ない。 o Synapticをやめ、ベースシステムからコンソールベースで進める方向が良い。 (依存関係の解決を円滑にするため?) o VirtualBoxイメージを定期的に配布するというのはどうか?(別途、検討) o task-xorg-x11とかの活用 o 依存関係の解決に失敗したら、BTSへ投稿してもらう。 * 付録に『開発を継続できなくなった時』を追加(会議翌日の発言から) -- Yasumichi Akahoshi GnuPG fingerprint = A947 88E9 351F 8FE2 02D6 BC99 79C5 20FF 0A63 FAFA