XXXXXXXX@XXXXXXXX wrote: 結論を先に申し上げますと, 本件はバグでないと考えられます. > emacsで拡張子.texのファイルをloadしようとすると、 > File mode specification error: (file-error "Cannot open load file" > "yatex") > と言われます。yatexはインストールしてあります。 手元の Vine Linux 6 x86_64(i686 でも同様)で, なんとか再現できました. 再現方法は以下の通りです. 1. auctex パッケージと yatex パッケージをともにインストールしている 2. ~/.emacs.d/emacs23-vine-default.el に (setq vine-default-yatex nil) (setq vine-default-yahtml nil) しか記述していない 3. ~/.emacs に以下の設定を記述する > .emacsには次のように書いてあります。 > (setq auto-mode-alist > (cons (cons "\\.tex$" 'yatex-mode) auto-mode-alist)) > (autoload 'yatex-mode "yatex" "Yet Another LaTeX mode" t) > > ; 3=EUC > ; 4=UTF-8 > (setq YaTeX-kanji-code 4) 上記の設定のみだと,AUCTeX を使おうとします. また,AUCTeX を通常使う場合には,.tex ファイルを開いたら, auctex のモードが期待されるでしょうから, vine-default-auctex.el にはそのように設定しています. ここで,auctex と yatex を同時にインストールした環境があったとします. ワークステーションのような複数のユーザが共存する環境で, ある人は AUCTeX をつかい,別の人は YaTeX を使う場合があるでしょう. そのような環境で vine-default を使う場合に, 互いに衝突する機能のパスを呼ばないように, vine-default-auctex と vine-default-yatex に仕込んでいます. 本件に関する説明は, 「Emacs 利用ガイド」の 3.5.4. AUCTeX と YaTeX の共存 http://www.vinelinux.org/docs/vine6/emacs-guide/vine-default-customize.html に記述しております.合わせてご参照ください. もし auctex と yatex をともに入れた環境で, 独自の auctex の設定,もしくは,yatex の設定をしたい場合は, (setq vine-default-yatex nil vine-default-yahtml nil vine-default-auctex nil vine-default-preview-latex nil) を ~/.emacs.d/emacs23-vine-default.el に記述し, ユーザ初期設定ファイル(投稿者の環境の場合は,~/.emacs)に 独自の auctex の設定,もしくは,yatex の設定を記述してください. 投稿者 1 の ~/.emacs の例の場合だと、以下のようになります. (require 'yatex) (setq auto-mode-alist (cons (cons "\\.tex$" 'yatex-mode) auto-mode-alist)) (autoload 'yatex-mode "yatex" "Yet Another LaTeX mode" t) ; 3=EUC ; 4=UTF-8 (setq YaTeX-kanji-code 4) ちなみに,vine-default-yatex.el には, 投稿者 1 の ~/.emacs に記述した設定を含む, やてふの設定があらかじめ組み込まれています. 詳細な vine-default-yatex の設定は, /usr/share/emacs-23.3/site-lisp/yatex/vine-default-yatex.el を参照くださいませ. また、vine-default を一切使いたくない場合は、 Emacs 利用ガイド の 3.1.1. vine-default をすべて無効にする http://www.vinelinux.org/docs/vine6/emacs-guide/vine-default-usage.html などを参考に設定してください。 Vine Linux 6 以降,デフォルトのユーザ初期設定ファイルの場所は, ~/.emacs.d/init.el になっております (「Emacs 利用ガイド」の 2.3.2. ユーザ初期設定ファイル http://www.vinelinux.org/docs/vine6/emacs-guide/per-user-configuration.html を参照). なお,Vine Linux 6 の Emacs について, Emacs 利用ガイド http://www.vinelinux.org/docs/vine6/emacs-guide/vine-emacs-guide.html に記述しております.とくに 2. Vine Linux 6 の Emacs 環境 3. Vine Linux のデフォルト設定:vine-default 4.4. 複数バージョンの管理 A. Vine Linux 4.2 の Emacs 環境 あたりに,Vine Linux の Emacs 環境に関する 事柄を説明をしておりますので, どうぞご参考くださいませ. 以上により,本件はバグでないと考えます. いかがでしょうか? == このレポートの詳細は以下の通りです == レポート ID : 1186 レポート URL : http://bts.vinelinux.org/guest.cgi?project=VineLinux&action=view_report&id=1186 分類 : バグ バージョン : Vine-6.0 関連パッケージ : なし arch : x86_64 状態 : 新規 優先度 : 中 重大度 : 普通 担当者 : munepi # あなたが、このようなメッセージに無関係である場合には、 # 管理者 <Vine@xxxxxxxxxxxxx> までご連絡ください。 -- Bug Tracking System 影舞 0.8.8. http://www.daifukuya.com/kagemai/ _______________________________________________ VineSeed mailing list VineSeed@xxxxxxxxxxxxx http://lists.vinelinux.org/mailman/listinfo/vineseed