XXXXXXXX@XXXXXXXX wrote: 山本@千葉です。 ご要望をありがとうございます。 > dvipdfmxの標準設定の変更をお願いします。 > LaTeXでコンパイルした、dviファイルをPDFに変換するときに、 > > ** WARNING ** Too thin line: height=1 (1.52018e-05 bp) > ** WARNING ** Please consider using "-d" option. > > と言うメッセージが複数でてきます。 これは、「線が細すぎるから、実際に紙に出力すると、見えないですよ!」と いう警告です。 実際に、基数10の下で、 1.52018e-05 bp = 1.52018 x 10^{-5} x 0.3527 mm = 0.536168486 x 10^{-5} mm << 0.1 mm です。通常、1200 dpi 以上(2400 dpi くらいも想定して)で紙に出力する場 合に、線の太さが 0.1 mm を大きく下回ると、まず見えません。 # 現実的に 0.05 mm ぐらいまでだと見えますが、見づらいです。 > 変換時に -d 5 とオプションを付ければ > 回避できますが、毎回、警告がでるならば、標準設定を変更した方が便利です。 上記に述べましたように、紙への出力を想定する場合、 0.1 mm 以下の線を描かないのが望ましいと思います。 # PDF のみの出力であっても、十分に拡大しないと見えない。 したがいまして、system-wide として d 5 を有効にすべきでないと考えます。 必要であれば、/usr/share/texmf/dvipdfmx/dvipdfmx.cfg を直接編集するか、 $TEXMFMAIN よりも優先する texmf tree で設定を変更するなど、お使いのシス テムに応じた設定を施せばよいと思います。 # もっと安直に、alias を利用して、dvipdfmx -d 5 としておくなど。 いかがでしょうか? たとえば、以下に簡単なサンプルを添えます。 \documentclass{article} \begin{document} \makeatletter \def\makehrule#1{% \@tempdima 18650sp% is almostly equal to 0.1mm \@tempcnta\z@\relax% is the counter of this loop \@whilenum \@tempcnta<#1 \do{% \rlap{\the\@tempdima}\hrule width\hsize height\@tempdima \vskip\baselineskip \divide \@tempdima by \tw@ \advance\@tempcnta\@ne }% } \makeatother \makehrule{20} \end{document} == このレポートの詳細は以下の通りです == レポート ID : 293 レポート URL : http://bts.vinelinux.org/guest.cgi?project=wishes&action=view_report&id=293 Vine ver. : 6.0 関連パッケージ : dvipdfmx arch : x86, x86_64 状態 : 新規 優先度 : 中 重大度 : 普通 担当者 : munepi # あなたが、このようなメッセージに無関係である場合には、 # 管理者 <Vine@xxxxxxxxxxxxx> までご連絡ください。 -- Bug Tracking System 影舞 0.8.8. http://www.daifukuya.com/kagemai/ _______________________________________________ VineSeed mailing list VineSeed@xxxxxxxxxxxxx http://lists.vinelinux.org/mailman/listinfo/vineseed