鈴木です。 VineSeed の ruby を 1.8.7 から1.9.3 へ更新しようと思います。 現状は dir 配置が すべて %_libdir 以下だったりしていますが、 一般的なファイル配置(arch independentは/usr/shareなど)に なるように変更したいとおもいます。fedora のパッケージに近い ですが、若干変えて Ruby API Version を使うようにします。 (1.9.3.xのAPI/ABIバージョンは1.9.1です) # システム用 %ruby_libdir /usr/share/ruby/1.9.1 %ruby_libarchdir %{_libdir}/ruby/1.9.1 # site local用、dir はパッケージでは用意しない。 %ruby_sitelibdir /usr/local/share/ruby/site_ruby/1.9.1 %ruby_sitearchdir /usr/local/%{_lib}/ruby/site_ruby/1.9.1 # vendor 用 (おもにrpmで入れるもの) %ruby_vendorlibdir /usr/share/ruby/vendor_ruby/1.9.1 %ruby_vendorarchdir %{_libdir}/ruby/vendor_ruby/1.9.1 また、rubygemsが統合されましたので、これに伴って配置も 上記に合わせて変更します。(ruby-rubygemsサブパッケージ) arch-independent %{_datadir}/gems/1.9.1 arch-dependent %{_libdir}/gems/1.9.1 また、rake等これまで外部のものだったツール・ライブラリが標準 gemとして入りましたので、rubygem-rakeなどのサブパッケージとして 用意しました。それぞれこれまであったパッケージから移行できるよ うに Provides/Obsoletes等つけてあります。 とりあえず現状のパッケージ ruby-1.9.3.286-1vl7 一式を以下にお いてあります。問題なさそうなら数日以内に投入する予定です。 http://dicey.org/tmp/ruby193/ なお、Ruby-1.8系が必要な場合は、rbenvとruby-build をいれて、 切り替えて利用してください。ree-1.8.7-2012.02のビルドは確認 してありますが、それ以外はビルドできないものもあるかとおもい ます。修正が必要で要望があれば修正しますので連絡ください。 (できればパッチ付きで。。) -- Daisuke SUZUKI | daisuke@{linux.or.jp,dicey.org,vinecaves.com} GnuPG Fingerprint = A03C F34B 830F FFA2 A8D0 48BF 412C 29B8 C979 4DCB GnuPG Fingerprint = 7DE6 9AC6 5E5B 1AF8 B38E 0992 90BF 4C09 7432 2CB0 Founder & President, Project Vine. http://vinelinux.org/ Founder & President, Vine Caves Ltd. http://vinecaves.com/ Founder & President, Japan Linux Association. http://jla.linux.or.jp/ _______________________________________________ VineSeed mailing list VineSeed@xxxxxxxxxxxxx http://lists.vinelinux.org/mailman/listinfo/vineseed