藤田といいます。 Vine Linux 2.5 のインストール時に 1, 起動時に、 hda: IBM-DTLA-305030, ATA DISK drive hdc: CD-ROM CDU701-F, ATAPI CDROM drive ide0 at 0x1f0-0x1f7,0x3f6 on irq 14 ide1 at 0x170-0x177,0x376 on irq 15 で全く動かなくなる 2, Anaconda の起動直前にディスプレイが消える と言う問題に遭遇しました。 IBM Aptiva E Series 143 CPU: K6-2 333MHz memory: 96MB PCI Ethernet カード PCI SCSI カード ビデオカード: SiS 5597/5598 VGA という構成です。 いろいろ試した結果、1 の問題は、ハードディスクや CD-ROM の IRQ と、PCI の IRQ が協業しているためだろうと推測されたので 起動時に linux pci=off として、PCI を無効にして起動することができました。 2 の問題ですが、再現性が無いような気がします。インストール方 法の指定で、expert や lowres などいろいろ試してみましたが、ラ ンダムで anaconda が起動できます。 起動に成功した場合には、 probe SiS (よく覚えていません) のようなメッセージが出るので、ビデオカードの認識に失敗してい るような気がします。 とにかく、何度か繰り返すとたまたま anaconda が起動してくれた のでインストールできました。 インストール後は kernel 2.4.18 は pci=off を指定しないと起動できません (上記の ide=..... の位置で止まります)が、 kernel 2.2.20 は問題なく起動できます。 2.4.18 を使うには、 /usr/src/linux/arch/i386/kernel/pci-irq.c の } else if (r->get && (irq = r->get(pirq_router_dev, dev, pirq ))) { を } else if ( irq = 13 ) { とし、コンパイルし直すとうまく動くようになりました。 ただし、よく分からず書き換えていますのでどんな問題がでるかは 分かりません。一応、問題なく使えています。 ひょっとしたら、 if( irq == 14 || irq == 15 ) irq = 13; とする方がいいのかも知れません。 ひょっとしたら、Vine だけでなく、kernel 2.4 を使っているもの 全ての問題かも知れません。