YOSHIDA Erio です。 At Tue, 9 Jul 2002 15:47:16 +0000 (UTC), Takeharu Imamura wrote: > Vine Linux 2.0サーバー構築ブック(堀口幹友 著)という本にあったVile Linux 2.0 > を使っています。 もし、将来、フレッツADSL、ISDNなどを利用して、サーバを一般公開する事を考 えているのなら、本についてきた Vine-2.0を使用するより、 Vineの最新安定版である Vine-2.5 をインストールする事を強くお勧めします。 Vine-2.0では、Vine-2.5に比較して、セキュリティupdateが出るのが遅れる傾向 にあります。このapacheのように、セキュリティupdateを行うにしても、適当な RPMが簡単には見付からないという事も出てきます。 そもそも、Vine-2.0標準の状態では、大部分のサーバにセキュリティホールが 発見されています。bind,sendmailをはじめ、telnet,apache,ftpその他なんと tcp-wrapperまでもが、セキュリティupdateが必要なのです。また、Vine では、 sendmail-->postfixという変更が行われたため、今後、sendmail のセキュリティ updateは、非常に遅れるようになると思われます。 # たとえば、Vine-2.0 リリース当時の version の sendmail は、致命的といっ # ていいほどのセキュリティホールがある事が知れ渡っています。今では恐ろし # くて、とうてい使えるような version の sendmail ではありません。 > apacheにセキュリティホールが見つかったとのことで、 > apache-1.3.26をインストールしようとしましたが、 > > /*/*/*/*/*/*/*/* > エラー: 必須パッケージがインストールされてません: > libdb-3.2.so が apache-1.3.26-0vl1 に必要です > libc.so.6(GLIBC_2.2) が apache-1.3.26-0vl1 に必要です > /*/*/*/*/*/*/*/* > > というエラーがでまして、成功しません。 > Libdb-3.2.soと、libc.so.6(GLIBC_2.2)はどこで手にれて、どのようにインストール > したら良いのでしょうか? Vine-2.0 に、GLIBC_2.2を入れるためには、バイナリのRPM、ソースRPM共に利用 できません。tar.bz2 tar.gz タイプのソースを入手して、glibc-2.1と共存でき るように、compile オプションを設定して、make,compile,install する必要が あります。# とても難しいです。 Glibc のバージョンアップは、失敗するとシステムが動かなくなってしまう事が あり、かなりのスキルと慎重さが要求される作業です。apache をソースから make,compile,installする方が、はるかに簡単です。