近藤と申しますこんにちは。 先日購入した IO-DATA 製のUSB(1.1&2.0)接続 ポータブルHDD HDP-U40P の Vine Linux 2.5CR での動作報告をします。 ■ 結論 私の環境では、うまく動作しませんでした。 ■ デバイス諸元(主に箱書きより) - IO-DATA 製の USB接続のポータブルHDD。 - USB 1.1&2.0 両対応。 - パワードハブやルートハブからだとバスパワーで動作する。 - MS-Windows 2000/XP ではデバイスドライバのインストール不要 → Linux でも usb-storage で動作すると予想した。 - Mac でも再フォーマットにより利用可能 - 容量 40GB - 2.5インチドライブ採用で小型 - ACアダプタ付属 - ジョーシンで約3万円。 ■ 私の環境 - M/B: チップセットはIntel 440BX → つまり、USB 1.1 で接続してます。途中にハブは入れず、 ルートハブからバスパワーで動作させました。 - CPU: Celeron 500MHz - Vine Linux 2.5CR - Kernel 2.4.18 - murasaki 0.5.4 ■ 動作状況 - 接続した当初は、vfat でマウントできていて、動作しているようだった。 - 小さいファイルのコピーを試すと、動作しているようだった。 - ext3 でフォーマットしなおそうとすると、途中までフォーマットした時点 で mke2fs がハングアップしてしまう。 - 再度、付属ツール(MS-Windows 版)で FAT でフォーマットしなおす。 - recycled フォルダが作られ、その中に消去できない、大量のゴミファイル ができていた。 - Windows で大きな(数百MB) のファイルコピーを試してみるとうまくいった。 - Linux で大きな(数百MB)のファイルコピーを試してみると、200MBぐらいで 次のメッセージが出ていてハングアップしていた。 usb-control/bulk_msg: timeout どうやら、USB のデバイスドライバの基本部分でタイムアウトしているよう です。 ■ 質問 Q1. このデバイスを、うまいこと Linux で動作させていいる方いらっしゃいま せんか?できれば ext2/3 で使っている方の情報が知りたいです。 Q2. ソースをいじくって再コンパイルすれば、使えるようになるのでしょうか? 私は、なんだか、結局 timeout しそうな気がするのですが、 識者の方教えてください。 ■ 注意 このメールは、私の環境での実験結果を示したものです。 みなさまの環境での非動作を示すものではありません。 -- 近藤靖浩 <nkon@xxxxxxxxxxxxx>