At Wed, 4 Dec 2002 00:28:39 +0900, Shunta Susuki wrote: > > 早速試しました所、見事にうまく行きました。 > それにしても2.4.19最新版はなぜPPCでは使えないのでしょう? 一言でいうと,「使えない」のではなく,そうしているのです. 過去にも各アーキテクチャ毎に別バージョンを用意してきています. Vine-2.1.5 2.2.18-0vl5.5 (i386,alpha) 2.2.18-0vl4.2 (ppc) 2.2.18-0vl4.3 (sparc) Vine-2.5 2.4.18-0vl3 (i386) 2.4.18-0vl14 (ppc) 2.4.18-0vl7.2 (alpha) Vine-2.6 2.4.19-0vl11 (i386) 2.4.19-0vl8 (ppc) 2.4.18-0vl7.4 (alpha) 極力全アーキテクチャ共通の srpm を作る様にはしていますが, kernel 程のパッケージになると, 単純にアーキテクチャ依存の patch や source と切り分けが難しく, 検証にも時間がかかります. また,ベースとする kernel のバージョンも,アーキテクチャ毎に (当時) 一番安定しているものが異なる,という判断もありました. 無理に全アーキテクチャ共通にするよりは,アーキテクチャ毎に 開発をすすめておき,頃合をみはからって merge する,というのもあります. そういうわけで,SRPMS-alpha, SRPMS-ppc, SRPMS-sparc の下に kernel の src.rpm が入っている場合は,その srpm をお使い下さい (apt でとってくるのはできないようですが). で,12月 1日現在の VineSeed では,ppc 用のコードを i386 用の srpm にマージしました (まだ不十分ですが). その様な事情を理解して頂ければと思います. -- MATSUBAYASHI, 'Shaolin' Kohji shaolin@xxxxxxxxxxxxxxx Vice President & PPC Maintainer, Project Vine shaolin@xxxxxxxxxxxxx http://www.rhythmaning.org/