Iwamotoです。 Bフレッツが開通したのでカーネルモードPPPoEを試そうとしましたが、 うちでも、[Vine-users:059604]と同じくrp-pppoe-3.5はmakeできません でした。 いろいろやってみた結果、ftp://ftp.samba.org/pub/ppp/にある 「ppp-2.4.2b3.tar.gz」をmakeするとrp-pppoe.soができあがることがわ かりました。 これをつかうとpppd単独でカーネルモードPPPoEが可能なばかりでなく Vine2.6のrp-pppoeからの利用も可能です。 普通に ./configure make make install するだけでした。 rp-pppoe-3.5のドキュメントに含まれるKERNEL-MODE-PPPOEにあるような 方法でrp-pppoeをオプション付けてmakeする必要はありません rpmパッケージはそのままで使えます。 rp-pppoeからの利用に際し必要なのは -- /etc/ppp/pppoe.conf -- LINUX_PLUGIN=rp-pppoe.so だけだと思います。 詳しくは、ppp-2.4.2b3.tar.gzに含まれるREADME.pppoeに。。 次の更新に取り込んで頂けたらと思います。 ---- これを見つけるまでにかなり遠回りしました。 rp-pppoe-3.5を、カーネルソースバージョン2.4.20-0vl29.1でmake失敗 2.4.19-0vl22でmakeできるが繋がらない ネットを探し回って ppp-2.4.1にパッチを当ててpppd単独でカーネルモードPPPoEやる方法に 成功。しかしこれもkernel-2.4.19ではmake出来るが2.4.20ではmakeでき ない。一応ちゃんと動くので一時はこれで本運用しようと思いましたが。。 ふとdebianのppp-2.4.2b1をみつけ、2.4.20-0vl29.1上でmakeすると rp-pppoe.soが出来ることを発見、うまく行く、 ならばppp本家の最新版でできるのではないかと思いやってみました。 ---- ほかにわかったこと DECの21140カードにてtulipドライバで電源投入時やリブート時にONUと のやり取りに失敗する。これに関してはde4x5かtulip_oldのほうがまし、 今は、3c905-TXMに取り替えてしまいました。 ユーザモードでSYNCHRONOUSを有効にするために Character devices Non-standerd serial port support CONFIG_N_HDLC=m or CONFIG_N_HDLC=y としてカーネルを作り直す必要がありました。 ---- 以上参考になればと思い投稿いたします。 お気づきの点やアドバイスなどありましたらよろしくお願いします。 (複数セッションは明日から可能になります。対応はこれからです) K.Iwamoto mailto:burn@xxxxxxxxxxxxxxxx