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[vine-users:069219] PPC 版vine3.1の kernel-2.4.26-0vl17の問 題、その後

  • From: 児玉 清 <k.kodama@xxxxxxxxxxxxxx>
  • Subject: [vine-users:069219] PPC 版vine3.1の kernel-2.4.26-0vl17の問 題、その後
  • Date: Sun, 12 Dec 2004 19:40:11 +0900
児玉です。

こんばんわ。 いつも長文ですみません!!

PPC版vine3.1のkernel-2.4.26-0vl17の問題のその後の状況を
報告します。 
dmesgで以下のようなエラーメッセージがでてます。 
  (scsi0:A:3:0): Unexpected busfree in Data-in phase
  SEQADDR == 0x7c

エラーの内容が理解できなくてこれ以上進めなくなりました。
この回避策を教えいただけませんか。

花井様やhermitage様にヒントをいただき非力ながらカーネルを
何度も再構築し調査をしております。

<結論>
 外付けのide SCSI変換のHDが接続されていない場合や
 接続されていても、電源がOFFの場合はkernel-2.4.26-0vl17
 正常に立上がる。

<現状>
1.内蔵SCSI-HDだけならカーネルは正常に立上がる。
  Buffalo(メルコ社)の外付けのide SCSI変換のHDのシステムとは別に
  内蔵SCSI-HD上にPPC版のVine3.1をインストールして
    内蔵SCSI-HD上のシステムのkernel-2.4.26-0vl17を試しました。

 (1)Buffalo(メルコ社)の外付けのide SCSI変換のHDの電源がONの状態で
   内蔵SCSI-HDのシステムで立ち上げを試みたが、SCSIのところで
      ハングアップしてしまう。
   この状態で外付けのide SCSI変換のHDの電源をOFFにするとハングアップ
   を解消し、カーネルは正常に立上がる。

 (2)Buffalo(メルコ社)の外付けのide SCSI変換のHDの電源がOFFの場合   
    内蔵SCSI-HDのシステムでkernel-2.4.26-0vl17は正常に立上がる。
   ちなみに、apt-getでインストールしたPPC版kernel-2.4.26-0vl17も
   内蔵SCSI-HDだけなら正常に立上がる。

2.調査した情報
 収集した情報を以下に列挙します。

(1)dmesgの内容

  SCSI subsystem driver Revision: 1.00
  PCI: Enabling bus mastering for device 01:04.0
  scsi0 : Adaptec AIC7XXX EISA/VLB/PCI SCSI HBA DRIVER, Rev 6.2.36
          <Adaptec 2902/04/10/15/20C/30C SCSI adapter>
          aic7850: Ultra Single Channel A, SCSI Id=7, 3/253 SCBs
ここでハングアップする。
外付けSCSI-HDの電源をOFFすると、システムは立ち上る。

以下の行が外付けSCSI-HDに対応するエラーメッセージ
  (scsi0:A:3:0): Unexpected busfree in Data-in phase
  SEQADDR == 0x7c

これ以降、正常。
  (scsi0:A:0): 20.000MB/s transfers (20.000MHz, offset 15)
    Vendor: IBM       Model: DDRS-39130        Rev: S97B
    Type:   Direct-Access                      ANSI SCSI revision: 02
  (scsi0:A:1): 20.000MB/s transfers (20.000MHz, offset 15)
    Vendor: QUANTUM   Model: FIREBALL SE4.3S   Rev: PJ09
    Type:   Direct-Access                      ANSI SCSI revision: 02
  scsi0:A:0:0: Tagged Queuing enabled.  Depth 253
  scsi0:A:1:0: Tagged Queuing enabled.  Depth 253

(2) /etc/module.conf に以下のオプションを追加
  考えられるaic7xxxドライバに対するオプションを追加しましたが、
  ハングアップに問題には影響しない様です。

 options aic7xxx    
 aic7xxx=verbose,probe_eisa_vl,extended,no_reset,global_tag_deps:253

(3) kernel-2.4.26のSCSIドライバのconfig部分
  該当しそうな項目をyesにしましたが、ハングアップに問題には影響
  しない様です。

  CONFIG_SCSI_AIC7XXX=y
  CONFIG_AIC7XXX_CMDS_PER_DEVICE=253
  CONFIG_AIC7XXX_RESET_DELAY_MS=15000
  CONFIG_AIC7XXX_PROBE_EISA_VL=y
  CONFIG_AIC7XXX_BUILD_FIRMWARE=y
  CONFIG_AIC7XXX_DEBUG_ENABLE=y
  CONFIG_AIC7XXX_DEBUG_MASK=0
  CONFIG_AIC7XXX_REG_PRETTY_PRINT=y
  # CONFIG_SCSI_AIC79XX is not set
  # CONFIG_SCSI_DPT_I2O is not set