satoh said the following on 2005年03月27日 15:20: > Vine3.1(i386)上で、apt-get で入手したdhisd(dhisd-5.1-0vl4) > を動かしていますが、 え!インストールできましたか?私のところではVine3.1(PPC)通常インストール 状態からのapt-get installはできませんでした。 そこで試しにdhisd-5.1-0vl4.src.rpmをダウンロードしてから、rpm --rebuild dhisd-5.1-0vl4.src.rpmしてみたのですが、やはりエラーが出てrpmファイルさ え作れませんでした。src.rpmから作れないということは、パッケージがVine3.1 の実行環境に適合していない可能性があると考えました。 クライアントからの信号を受けた直後から > CPUのリソースを100%使い続けてしまいます。 > どなたか同じ状況の方や対応策をご存知ないでしょうか? 具体的にご指摘の事例に当てはまるかどうかはわかりませんが、適合していない と仮定して、それがご指摘の状態を作り出しているとすると、改めてVine3.1の 環境に適合したdhisdのパッケージを再構築しなければなりません。 そこで、調べてみたのですが 1.dhisdにはgmp,gmp-develが必要。(これは入ってますよね) 2.素のdhisdは下記のすべてのファイルを書き換えなければいけない。 varargsからstdargに書き換え dhisd-5.1/dhisd.h dhis-dns-engine-5.0/dhis-dns-engine.c dhis-mx-sendmail-engine-5.0/dhis-mx-sendmail-engine.c 3.Vine3.1はbind9がデフォルトですがdhisdはbind8のヘッダーファイルが必要 といった問題がありました。 特に2.と3.をきちんとクリアしないと、実行可能な状態にすら持っていけません でした。お使いのdhisdはたぶんVine2.6対応のままであるような気がします。 2.6から3.1へは、環境が劇的に変わりましたので、gccやgmpのバージョンの問題 があるのかもしれません。 その辺りの個人的奮闘(笑)は [vine-users:070797] dhisd on Vine3.1報告 にも書いております。 そもそもdhisd付属のドキュメントには『bind9では稼働しない』と書いてあった りしますが、bind9で動かしているという情報を下さる方(RedHat9&dhisd4.0での 稼働実績です)もいらっしゃったりして、情報が(私の頭の中で)錯綜しております。 私のところでは、なんとか稼働するようにはなったのですが、キチンとクライア ントからのリクエストはログに残っているのですが、nsupdateがうまく行かない ようで、肝心のデータの更新が出来ていません。ただ、この辺はnamed.confの記 述内容が大いに関係しているようなのですが、私のところでもまだ解決には至っ ておりません。 この問題が解決すれば、Vine3.1で動くdhisdを提供できそうなのですが、、、。 現時点でdhisdの利用をお急ぎであれば、Vine2.6を使うことをお勧めします。 私、Vine2.6の環境下ではi386,PPCともに無事に稼働してくれております。 参考になればいいのですが。 -- 須々木俊太