長南です。 Vine 3.1 はデフォルトの印刷システムとして、LPRng ではなく、CUPS を 使っています。佐藤さんがダウンロードした Canon のドライバは LPRng を 使うようです。LPRng はインストールしてありますか(printtool があると いうのは、インストールずみということのようだけど)。もしまだなら、 オンラインマニュアルの /usr/share/doc/Vine/manuals/vine-lprng.html を お読みになって、LPRng パッケージをインストールしてください。 それから、次のコマンドを実行して、LPRng を使用するように設定し、 CUPS を止めておきます。 /sbin/update-alternatives --config print /etc/rc.d/init.d/cups stop /sbin/chkconfig --del cups /sbin/chkconfig --add lpd 佐藤さんのメールより [vine-users:071318] > > 2.printcap.localの編集 Vine の場合は /etc/printcap だと思います。 > bjf9000usbraw:\ > :lp=/dev/usb/lp0:\ > :sd=/var/spool/lpd/bjf9000usbraw:\ > :mx#0:\ > sh:\ これは :sh:\ のタイプミスですか。bjf9000usbps: の方も sh:\ になって いますが、そっちも :sh:\ のはず。 > :rw:\ > :if=/usr/local/bin/bjf9000_raw: 森山さんもおっしゃっていますが、bjf9000_raw は /usr/local/bin に ありますか。 > bjf9000usbps:\ > :lp=/dev/usb/lp0:\ > :sd=/var/spool/lpd/bjf9000usbraw:\ > :mx#0:\ > sh:\ > :rw:\ > :if=/usr/local/bin/bjf9000_raw: lp= と if= の行が bjf9000usbraw と bjf9000_raw になっていますが……。 # ついでに言うと、主として文書の印刷に使うのなら、 bjf9000usbraw: と # bjf9000usbps: の順序を逆にした方がコマンドラインから印刷するときに、 # 楽が出来ます(やらなくても、よいけれど)。 > /var/spool/lpd/bjf9000usbraw:\と > /var/spool/lpd/bjf9000usbraw:\は探してもありませんでした。 lpd を起動してください。すでに動いていたら、再起動。 もしかしすると、/var/spool/lpd/bjf9000usbraw などを lpd が作って くれるかもしれません。 /etc/rc.d/init.d/lpd start(あるいは restart) それでも、ディレクトリが存在しなかったら、自分で作ります。 cd /var/spool/lpd mkdir bjf9000usbraw bjf9000usbps chowm lp:lp bjf9000usb* chmod 600 bjf9000usb* ここでもう一回 lpd を再起動したほうがよいかもしれません。 コマンドラインから PS ファイルのテスト印刷。 lpr -Pbjf9000usbps /usr/share/ghostscript/7.07/examples/cjk/gscjk_aj.ps 最後に、OpenOffice のようなアプリケーションからのテスト印刷。 これだけでよかったかな。 どこかで問題が起きた場合は、エラーメッセージを記録しておいてください。 -- 長南洋一