栗山です。 わりあい楽に出来ると思っていたはずが、ずいぶんややこしい 話となってしまい申し訳ありません。 まちのさんへの報告 [vine-users:071406] にもありますが、 一からやり直して(一度だけ)成功した方法です。 私の環境では「BJF9000」が「BJS300」となるところだけ 異なっています。 ご参考になれば幸いです。 [ 1 ] 関連ファイルのダウンロード (1) bjfiltercups-ppd-1.0-0.rpm(rpm.pbone.net から DL) (2) bjfilterbjf9000-2.1-1.rpm(キヤノンのサイトから DL) これはすでに入手しているはずなので、 (3) bjfiltercups-2.2-1.rpm キヤノンのサイト(以下)からPIXUS用のモジュール 「CUPSrpmパッケージ」をダウンロードします。 (ついでに「PIXUS 950i用CUPS操作説明書」も) http://cweb.canon.jp/drv-upd/bj/bjlinux221.html [ 2 ] 古いファイル・設定のアンインストール 古い設定が残っているとうまく動かないようなので、すべて 削除します。(以下はすべてrootで行う) (1)Web(http://localhost:631/)上で登録されている すべてのプリンタを削除(Web上の「プリンタ削除」ボタン) (2)bjfilter関連ファイルの削除 具体的には rpm -qa | grep bjfilter で以下のような表示 になると思います。 # rpm -qa | grep bjfilter bjfiltercups-ppd-1.0-0 bjfiltercups-1.0-0 bjfilterbjf9000-2.1-1 これをすべて rpm -e で削除します。 (後で使うものと同じものがあっても必ずいったん削除) 例 rpm -e bjfiltercups-ppd-1.0-0 [ 3 ] インストール もしlibpng10がなければ先にインストールします。 # apt-get install libpng10 その後で # rpm -ivh bjfilterbjf9000-2.1-1.rpm # rpm -ivh bjfiltercups-2.2-1.i386.rpm # rpm -ivh bjfiltercups-ppd-1.0-0 さらにCUPSの再起動 # /etc/rc.d/init.d/cupsd restart [ 4 ] プリンタの登録 # lpadmin -p BJF9000 -m canonbjf9000.ppd -v canon_usb:/dev/usb/lp0 -E # lpadmin -d BJF9000 [ 5 ] Web(http://localhost:631/)での確認 最初の設定ではたぶん動かないので「プリンタ変更」の「デバイス」で ほかのものに変えてみて下さい。 USB printer #1 with status readback for Canon BJ というような文字列のものが成功する確率が高いようです。 何度かやり直してみて下さい。 ########### あと、小川さんのコメント [vine-users:071387] にもありますが、 cupsd.conf の loglevel を debug にすると error_log にエラー メッセージが出力されるようになります。 /etc/cups/cupsd.confの一部 ----------------------- # # LogLevel: controls the number of messages logged to the ErrorLog # file and can be one of the following: # # debug2 Log everything. # debug Log almost everything. # info Log all requests and state changes. # warn Log errors and warnings. # error Log only errors. # none Log nothing. # LogLevel debug <ここ(info を debug に変更) ------------------------- error_log のなかで先頭に "E" の文字があればエラーメッセージです。 ご健闘をお祈りします。 -- 栗山雅俊 <QZB01347@xxxxxxxxx>