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[vine-users:075236] Vine Linux 4.0 is available from mirrors

  • From: Daisuke SUZUKI <daisuke@xxxxxxxxxxx>
  • Subject: [vine-users:075236] Vine Linux 4.0 is available from mirrors
  • Date: Wed, 22 Nov 2006 10:32:51 +0900
Project Vine の鈴木です。

本日 Vine Linux 4.0 を公開しました。
現在は mirror に向けて公開しており、一次ミラーの多くには
すでに行き届いており、ダウンロード可能な状態になっています。
直接公開は本日正午の予定です。

こちらで確認したところ、現在以下の mirror で取得することが
できるようになっています。

ftp://ftp.jaist.ac.jp/pub/Linux/Vine/Vine-4.0/
ftp://ftp.kddlabs.co.jp/pub/Linux/distributions/Vine/Vine-4.0
ftp://ring.aist.go.jp/pub/linux/Vine/Vine-4.0
ftp://core.ring.gr.jp/pub/linux/Vine/Vine-4.0

Vine40-{i386,ppc}.iso.sha1sum は以下のとおりです。
4d09be2093685e67a9f5438c1ab74866bde47a22  Vine40-i386.iso
dde42f028fd9ce5085a54507a8b80fc10f2e00a9  Vine40-ppc.iso


以下ニュースリリースのコピーです。

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Project Vine、「Vine Linux 4.0」を公開

                                        2006年 11月 22日 Project Vine

2006年11月22日、Project Vine ( 代表鈴木大輔 ) は、コンパクトかつ安定
指向で日本語対応の丁寧さでも定評のある Linux ディストリビューション
Vine Linux の最新版「Vine Linux 4.0」を公開したことを発表しました。

個人ユーザ用デスクトップやスモールサーバ用途で多くの利用実績を有し、
特に教育界で大きな支持を得ている「Vine Linux」は、およそ2年ぶりにメジ
ャーバージョンアップされ、より最新の環境を提供するディストリビューシ
ョンとなりました。対応アーキテクチャは Intel 32bitアーキテクチャ向け
および PowerPC 搭載 Macintosh 向けの 2 バージョンとなりました。


■ Vine Linux 4.0 の特徴・新機能
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Vine Linux 4.0 は、長らく待望されていた kernel-2.6 の採用に加えて、デ
スクトップ環境を中心に各種コンポーネントの刷新を行いました。
Kernel-2.6.16、GNOME-2.14、Firefox-2.0、teTeX 3.0 を採用し、標準のユ
ーザインタフェース用フォントとしてVL ゴシックを採用しました。Vine
Linux の大きな特徴の一つである CD 1枚でシステムのインストールが可能で
あるコンパクトさは 4.0 でも引き継がれています。

その他、詳細は下記を御覧ください。

デスクトップ
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 ・ GNOME 2.14 の採用
    Gnome-2.14.2 を中心に GTK+-2.8, GLIB-2.12 のコンポーネントに更新
    しました。GNOME/GTK+ テーマを新しい Clearlooks ベースの Vine
    Linux テーマに変更しました。
 ・ 最新の標準ブラウザ
    Mozilla Suite にかわって、最新の Firefox コミュニティエディション
    2.0 (Vine Linux 独自ビルド) を採用しました。
 ・ 標準日本語入力システム
    Canna および kinput2 にかわって、かな漢字変換エンジンとして Anthy、
    入力システムとして SCIM を採用しました。
 ・ 新しい標準フォント
    VL ゴシックフォントファミリを標準のフォントとして採用しました。ユ
    ーザインタフェース, TeX および印刷に標準フォントとして使用されま
    す。
 ・ メディアプレーヤの採用
    動画プレーヤとして Totem を採用しました。また、音楽プレーヤとして
    これまでの XMMS にかわって BMP (Beep Media Player) を採用しました。
 ・ ドキュメントビュア
    PDF, Postscript などのドキュメントを閲覧するツールとして GGV,
    Xpdf 等のかわりに Evince を採用しました。
 ・ 標準メールクライアント
    Sylpheed 1.x にかわり GTK+2 を利用する最新の Sylpheed-2.2.10 へ更
    新しました。
 ・ TeX 環境
    teTeX 3.0 / ptetex-20061025 へ更新しました。

カーネル
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 ・ Kernel 2.6 へ更新
    kernel 2.6.16.29 および多数のドライバの追加・更新により、多くのデ
    バイスに対応しました。
     * Kernel-2.6.16.29
     * ドライバの更新
        (e1000, sky2, skge, r8169, alsa, libata 等)
     * ドライバの追加
        (r1000, ivtv, unicon, unionfs, squashfs, bcm43xx, sdhci 等)
     * software suspend2 による安定したハイバネーション機能 (x86版のみ)
     * ipw2100/ipw2200 で利用するIntel無線LAN用のファームウェアを収録
 ・ kernel-module パッケージの追加 (x86版のみ)
    ndiswrapper や madwifi、pcc-acpi といった外部モジュールパッケージ
    を提供しました。
 ・ SMPカーネルを統合
    マルチプロセッサカーネルとシングルプロセッサカーネルを1つに統合し、
    1種類のカーネルで複数のプロセッサを認識するようになりました。
 ・ カーネルパッケージの自動アップグレード対応
    従来のユーザによる手動操作を必要としたカーネルアップグレード処理
    を改良し、その他のパッケージと同様に自動的にアップグレードされる
    ようになりました。

システムコンポーネント
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 ・ X の更新
 ・ X.Org X11R6.9.0 + バックポートドライバ
 ・ ATI, NVIDIA, Intel ドライバの更新
 ・ 915resolution の採用 (x86版のみ)
    Intel 8xx/9xx の内蔵グラフィックスを用いたノートPCなどでワイドモ
    ニタのような特殊解像度で X を動かすことが可能になりました。
 ・ デバイスファイルおよびホットプラグ機構の変更
    Kernel 2.6 の採用に伴いホットプラグ機構およびデバイスファイルシス
    テムとして HAL/udev を標準として採用しました。
 ・ ブートローダの変更 (x86版のみ)
    LILO にかわって Grub を標準のブートローダとして採用しました。
 ・ セキュリティレベル設定
    FC 由来の system-config-securitylevel によりインストール時やデス
    クトップメニューから iptables ベースのセキュリティレベルの設定が
    可能になりました。

サーバコンポーネント
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 ・ サーバソフトウエアの更新
     * Apache 2.2.3
     * Postfix 2.2.10
     * BIND 9.3.2P1
     * OpenSSH 4.5p1

その他
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 ・ 各種コンポーネントの更新
     * Ruby 1.8.5
     * RPM 4.4.2
 ・ インストーラの強化
     * セキュリティレベルの設定が可能になりました。
     * LVM の設定が可能になりました。
     * HTTP/FTP インストール時も GUI によるインストールが可能になり
        ました。
     * 液晶モニタの自動認識を強化しました。
     * その他、安定性、デバイスの認識などを強化しました。
     * x86版および PPC版のインストーラを統一しました。


■ Project Vine について
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Project Vine は、使い易い日本語対応 Linux Distribution をリリースする
ために、1998 年に組織されました。現在ではさらに新たなメンバーを加えて
Vine Linux の開発や運営にあたっています。現在は、鈴木大輔、松林弘治、
松本庄司、まちのさとし、隆朋也、池田克巳、赤星柔充、HARADA Kazutaka
の 8 名で構成しています。
参考: http://vinelinux.org/

■ 謝辞
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Linus氏をはじめ、Linux を含むオープンソースコミュニティー、GNU、X.Org
、GNOME、VineSeed/VinePlus 等開発者の皆様、Vine Linux ユーザの皆様、
そして全ての Linux ユーザの方々に感謝致します。

■ 商標について
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"Vine Linux" および "Vine Linux ロゴ" は Project Vine および有限会社
ヴァインカーブの日本およびその他の国における登録商標または商標です。

"Linux" は Linus Torvalds の日本およびその他の国における登録商標また
は商標です。

その他、本ドキュメントおよび Vine Linux 内で記載されている会社名や商
品名は一般に各社の商標です。

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