田添 一哉と申します。 Vine Linux 4.0 で CANON PIXUS iP4300 を動作させることができましたので 報告いたします。 商品説明 URL http://cweb.canon.jp/pixus/lineup/ip4300/index.html ソフトウェア入手先 URL http://cweb.canon.jp/drv-upd/bj/bjlinux260.html 必要ファイル(iP4200 用ですが、iP4300 でも使用できました。) http://download.canon.jp/pub/driver/bj/linux/cnijfilter-common-2.60-1.i386.rpm http://download.canon.jp/pub/driver/bj/linux/cnijfilter-ip4200-2.60-1.i386.rpm 導入手順 (1) 上記 RPM を root にて インストールいたします。 # rpm -ivh cnijfilter-common-2.60-1.i386.rpm cnijfilter-ip4200-2.60-1.i386.rpm (上記は実際には一行にして、一括インストールしています。) (2) cupsd を再起動します。 # /etc/rc.d/init.d/cups restart (3) iP4300 を通電にします。 (4) 『デスクトップ』→『システム管理』→『CUPS印刷マネージャ』を選択しま す。『プリンタ』のタイトルが表示されているウインドウが開きます。 (5) 『新しいプリンタ』をダブルクリックします。『ユーザを変更していま す』のウインドウが開き、root のパスワードを求められます。 (6) 『プリンタの追加』ウインドウが開きます。『検出されたプリンタ』に 『Canon iP4300』が表示されます。『進む』ボタンを押します。 (7) 『使用するドライバ』を選択することになりますので、 『iP4200 Ver2.60』が選択されていることを確認して、『適用』を押しま す。 (8) 『プリンタ』のウインドウに 『iP4200-Ver2.60』のアイコンが増えてい ることを確認します。 (9) 『iP4200-Ver2.60』のアイコンを右クリックして、『プロパティ』を選択 します。『iP4200-Ver2.60 Properties』が開きますので、『テストペー ジの印刷』を押し、正しく印刷されることを確認します。 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - テストページはカラー印刷されます。また、給紙方法に Casette を選択する と、給紙トレイから用紙を吸い込みます。ただし、テストページの印刷のみは、 上部のオートフィーダからしか読み込まないようですので、ご注意ください。 両面印刷については未確認です。プリンタのプロパティを見ると、選択は可能 になっています。 メーカー側では、SuSE Linux と TurboLinux 11 Fuji のみの確認ですが、 Vine Linux 4.0 でも通常使用は問題なく行えるようです。今回の手順は、 Windows でプリンタを追加することと、ほぼ同じですので、設定は容易になって いるように感じました。 どなたかの参考になれば幸いです。 ----+----1----+----2----+----3----+----4----+----5----+----6----+----7 田添 一哉 (Tazoe Kazuya) URL http://www.thinkpad-lover.org/ PC:ThinkPad T41改 OS:TurboLinux 10F改 mailer:Sylpheed 2.2.0