ハラダです。 Vine Linux のバグトラッキングシステム(BTS)の運用 が始まってから、既に一年がたちました。 あまり運用が明文化されていないながらも、4.0/4.1 の リリースにあたってはそれなりに有効に機能したと 個人的には感じているのですが、ちょっといくつか気に なる点もあるので、BTS の使い方(使われ方?)について 少しまとめ&お願いを書いてみました。 まず BTS の現状ですが、登録されたバグレポートへの対応は かなり少ない人数で行われています。ぶっちゃけ2桁は居ない くらいでしょう。 そのせいで(とだけは言い切れませんが)、対応に手が回って いない状態が一部で目につき始めてると感じています。特に 特定のハードウェアや環境に依存するバグレポートについては 現象を再現させることすらままならない状況だと思っています。 (特に ppc とか) こういった状況ですから、例えば同じハードや環境で使ってい る人からの、「同じ現象起きてますよ」とか「こんな条件で 再現します」といった情報だけでも十分参考になります。 バグレポートにリプライするのは誰でも OK ですし、もちろん Project Vine の人だけとかメンテナじゃないとダメとか言った ことは全然ありません。 なので、もし気になるバグレポートがあった時には誰でも自由に リプライをつけてください。 この辺りは、(開発者も含めた)ユーザ同士のフィードバック が無いことにはなかなか前に進んでいかないと思いますので、 ご協力をお願いします。 あと、パッケージのメンテナさんには BTS のアカウントを 準備します。 アカウントがあればバグレポートの担当者や状態などが変更 できるので、例えば自分のパッケージについてのレポートが 来たら、担当を自分で割り振って、作業が完了したら状態を 変更する、といったことが自分でできるようになります。 ですから、メンテナさんでアカウントを希望する方は、 とりあえず ML か vine@xxxxxxxxxxxxx 宛にメールを 送ってください。 # まだアカウント付与を自動化する仕組が無いので、当座は # 手作業での対応になると思います。 それから、今後も BTS を使ってバグや要望への対応が行われ ていきますので、BTS 自体の運用やその他のことについても 意見や要望等があればいつでも ML で提案してください。 -- -------------------------------------- Kazutaka HARADA e-mail:kazutaka@xxxxxxxxxxxxxxxx --------------------------------------