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[vine-users:078704] Re: VMwareServer での時刻

  • From: Shunta Susuki <shunta@xxxxxxxxxxxxxxxx>
  • Subject: [vine-users:078704] Re: VMwareServer での時刻
  • Date: Mon, 25 Aug 2008 22:58:47 +0900
この様な解決方法もあります。参考になれば良いのですが、、、。

***以下引用***

VMware ServerでCentOSの時刻がずれる
http://mwweb.cocolog-nifty.com/blog/2007/11/vmwarecentos_f0ac.html

 1時間に約30分くらい遅れる。これはかなり激しい。ftpでミラーリングアップ
ロードするとき、1ファイルしか編集していないのに、全ファイルがアップロー
ド対象になってしまう。

 dateコマンドで表示するシステム時刻のずれ、hwclockコマンドで表示する(ゲ
ストOSの)ハードウェアクロックのずれ、の2種類の要因があるようだ。

・ *.vmxの編集
・ VMware Toolsのインストール
・ linuxの起動オプションの調整
・ ntpdate、hwclock、crontab
・ 確認
・ 参考リンク
*.vmxの編集

 VMware起動前に、対象のゲストOSフォルダの *.vmx を編集する。ファイルの
最後に、次の行を追加する。VMware Toolsだけでは効果がないらしい。

tools.syncTime = "TRUE"

VMware Toolsのインストール

 次にVMware Toolsをインストールする。手順がよくわからず、悩んでしまった。

・ゲストOSを走らせる
↓
・VMware Server Consoleで、rootログインする。telnet(ssh)ではうまくいかな
かった。
↓
・VMware Server Consoleのメニューから、[VM]-[Install VMware Tools...]を
クリックする。
これで何かが始まる?インストール完了?と思ったら、何も起きないし、何も変
わらない。実は、CDドライブ接続先を「VMware Tools CDイメージ」にしている
ようだ。これは、ゲストOSのSettingsで、CDドライブ接続先をC:\Program
Files\VMware\VMware Server\linux.iso にするのと同等の効果のようだ。
↓
・CDイメージをマウントする

# umount /media/cdrecorder
# mount /media/cdrecorder
# ls -la /media/cdrecorder
total 34051
dr-xr-xr-x 2 root root 2048 Sep 7 06:19 .
drwxr-xr-x 4 root root 4096 Nov 14 15:19 ..
-r--r--r-- 1 root root 17622093 Sep 7 06:17 VMwareTools-1.0.4-56528.i386.rpm
-r--r--r-- 1 root root 17235186 Sep 7 06:16 VMwareTools-1.0.4-56528.tar.gz

↓
・CDイメージ内のRPMをインストールする。
・VMware Tools設定スクリプトを実行する

# rpm -i /media/cdrecorder/VMwareTools-1.0.4-56528.i386.rpm
# /usr/bin/vmware-config-tools.pl

↓
・VMware Toolsを走らせる
・自動起動に登録する

# /etc/init.d/vmware-tools start
# chkconfig --add vmware-tools

↓
メニューの[VM]-[Cancel VMware Tools Install]をクリックして、インストール
作業は完了。
↓
すぐに再起動する。

# shutdown -r now

↓
VMware Toolsが走っているかどうかを確認する

# /etc/init.d/vmware-tools status
vmware-guestd is running

 でも、これだけでは、あまり効果がなかった。
linuxの起動オプションの調整

 rootでログインし、/boot/grub/grub.confを編集する。kernel行の最後に
"clock=pit nosmp noapic nolapic"を追加して、再起動した。

# cd /boot/grub
# cp grub.conf grub.conf.20071114.save
# vi grub.conf
省略
# shutdown -r now

ntpdate、hwclock、crontab

 10分毎にntpサーバーに問合わせして、システム時刻と(ゲストOSの)ハード
ウェアクロックを調整する。10分毎は多すぎるかもしれないが、LAN 内のntp
サーバー宛に問合わせすれば問題なし。ntp.nict.jpは、日本標準時を配信して
いるntpサーバー。

 rootのcrontabに次の行を追加した。

*/10 * * * * /usr/sbin/ntpdate ntp.nict.jp; /sbin/hwclock --systohc

確認

Windowsの時計、またはJST Clockを表示しておく。

# /sbin/hwclock; date

を数秒〜十数秒おきに表示する。数分経過して、数秒以内のずれなら、よしとし
よう。

-- 
須々木俊太