長南です。 thunderbird については、使えるようになったそうなので、省略します。 自分では使用していないので、わたしにはわかりませんし。 ただ、upgrade と dist-upgrade の違いや、-f オプションの意味については、 man apt-get (あるいは、jman apt-get) で確認なさっておいてください。 普段は dist-upgrade ではなく、upgrade を使った方が無難です。 daydreamer さんのメールより[vine-users:079259] > > # apt-get install 何かのソフト > あるいは > # apt-get -f dist-upgrade 何かのソフト > > を行ったとき、以下のエラーが必ず出るようになったことです。 > > > 完了 > > 作成した rpm パッケージをインストール中... > > エラー: 依存性の欠如: > > faad2 = 2.0 は (インストール済み)xmms-aac-2.0-0.20040923vl1.i386 > > に必要とされています > > *エラー: rpm パッケージをインストールできません。 > > rpm ファイルは /var/cache/self-build に残っています。 まったくの推測ですが、apt-get install self-build-faad2 をなさった ことがあるのではないでしょうか。それをやると、faad2-2.6.1-2vl4.i386.rpm と faad2-devel-2.6.1-2vl4.i386.rpm が作成され、インストールされるはず なのです。 ところが、すでにインストールされている xmms-aac-2.0-0.20040923vl1 は faad2-2.0 に依存しています。そのため faad2-2.0 をアンインストールする ことができないので、作成された faad2-2.6.1 がインストールに失敗して、 /var/cache/self-build ディレクトリに残ったままになっている。 エラーが言っているのは、そういうことだろうと思います。 /var/cache/self-build ディレクトリをご覧になってください。 それから、rpm -qa | grep faad2 をやってみてください。 faad2-2.0-0.20040923vl1 などがインストール済みではないでしょうか。 たぶんここまでは当たっているだろうと思います。さて、それでは、 どうしたらよいのだろうか。 1) xmms-aac がいらないのなら、それをアンインストールしてしまえば、 次に apt-get を使ったときに、faad2-2.6.1 がインストールされる のではないかと思います。 2) xmms-aac が必要な場合は、/var/cache/self-build/faad2-2.6.1-2vl4.i386.rpm などを消してしまえば、エラーが出なくなるのではないでしょうか。 ちょっと乱暴かな。お行儀のよいやり方だと、どうするのでしょう。 3) self-build-faad2-2.6.1-2vl4.src.rpm に入っている self-build-faad2.spec や faad2.spec をざっと見たところでは、xmms-acc-2.6.1 が作れそうです。 でも、わたしはソースファイルのいじり方をよく知らないので、どうすれば よいかはわかりません。それに、xmms-acc-2.6.1 が既存の xmms と一緒に 使えるかどうかもわかりませんし。 4) faad2-2.0-0.20040923vl1 がインストール済みならば、エラーはほっぽいて おいても、別に害はないだろうと思います。 よくわからないことだらけで、たいへん頼りない助言になってしまいました。 ご参考になれば幸いです。 -- 長南洋一