いわもとです。 Vine 5.0 を、マルチブートしている環境に追加しようとして ハマったので備忘録&事例紹介ということでメールします。 元の環境は、 Vine 3.2 / Vine 4.2 VineSeed i386 / VineSeed x86_64 のマルチブートの環境で、boot loader として grub をいれて ありました。grub は 0.93 というちょっと古い物です。 (Vine 3.x のころに source から入れた気がします) で、この環境に Vine 5.0 x86_64 を追加しようとしたのですが、 install は無事に終了しても、既存の grub から boot できませんでした。 install した partition は見えるのですが、中の file (kernel や initrd.img など)が grub から見えません。 結局、原因は、 ・Vine 5.0(の e2fsprogs )は ext3 inode size = 256 でフォーマットする ・patch が当たっていない grub は 256 inode を読めない ということでした。 Vine 5.0 の grub 0.97 は inode size = 256 対応の patch が 当たっています。(Vine 4.2 のはダメです) Vine 5.0 の grub に入れ替えたところ問題なく boot できるようになりました。 古い boot loader を使いまわす場合は、ご注意をというお話でした。 -- Satoshi IWAMOTO <satoshi.iwamoto@xxxxxxxxxxx>