こんばんは、M.H です。 > 原因:/dev/sr0 のパーミッション、もしくは、グループの所属、オーナー > 対応 その1:一般ユーザを cdrom グループに入れてあげる、 > もしくは、/dev/sr0 のグループを適当に変更する。 > 対応 その2:/dev/sr0 のパーミッションを 664 以上にする。 > などで対応可能です。 > ACL(アクセスコントロールリスト)の話が抜けています。 > $ ls -l /dev/sr0 > brw-rw----+ 1 root cdrom 11, 0 9月 6日 09:35 /dev/sr0 + が付いているのは ACL が設定されているということです。 [...~]$ getfacl -a /dev/sr0 getfacl: Removing leading '/' from absolute path names # file: dev/sr0 # owner: root # group: cdrom user::rw- user:hashima:rw- group::rw- mask::rw- other::--- 一般ユーザー(この場合 hashima)に読み書きの権限が与えられているので、 通常は何もしなくてもDVDは再生出来るんじゃないでしょうか。 hal の ACL マネージメントが働いているおかげだと思います。 これが働いていないと、たぶん音も鳴りません。 [...~]$ getfacl -a /dev/snd/controlC0 getfacl: Removing leading '/' from absolute path names # file: dev/snd/controlC0 # owner: root # group: audio user::rw- user:gdm:rw- user:hashima:rw- group::rw- mask::rw- other::--- gdm のログイン画面では音が鳴らせるようになっているので、 audio グループのデバイスには、gdm にも権限が与えられているっぽいです。 この hal の挙動がクセもので、PolicyKit の暗黙の権限だと、 DVDや空のCDを挿入すると、 /dev/sr0 の ACL の設定から一般ユーザーが削除されてしまいます。 「権限の管理」で「org」→「freedesktop」→「hal」→「device-access」→ 「Directory access removable block devices」の「暗黙の権限の一覧」を 「編集」して、「端末」「実行中の端末」を「yes」「yes」にすると、 削除されなくなります。 /usr/share/PolicyKit/policy/org.freedesktop.hal.device-access.policy を編集して、 "org.freedesktop.hal.device-access.removable-block" のところを <allow_inactive>yes</allow_inactive> <allow_active>yes</allow_active> にすれば同様の結果が得られます。これがデフォルトでいいんじゃないでしょうか。 # ここら辺の挙動は複雑怪奇、そこに愛はあるのかい?って感じ ^^; Thanks! -M.H