梅田です。 Vineプロジェクトの皆様、全ユーザー様lいつもお世話になっております。 先日、次の投稿をVineビギナーズフォーラムで読みVineのこれからに関 わる重要な投稿と考え、一ユーザーとして意見を投稿し問題提起をした いと考えました。 <Q> >当方Linuxをインストールして試せるPCに、DVDが付いている機種が今 >無いというのもあるのですが、Vine Linuxの方向としては今後DVDをメ >インとしてリリースされるということなのでしょうか。 <A> >CD 版は廃止ではないですよ。 >DVD が今後のメインになるようですが、サイズ的には 1GB 程度と、CD 版に >比べ 300MB ほど多い容量に過ぎません。カーネルを始め、各パッケージの容量 >が大きくなって来ている為、CD に収まり切らない分をやむを得ず DVD 化した、 >という所でしょう。 >それでも、他の一般的なディストリに較べて、充分少ない容量だと思います。 >ネットにつなげられる環境なら、CD 版からインストール後に、apt や >synaptic で、必要なものを追加インストールすれば同じ事だと思います。 ※この投稿の趣旨:インストールCD1枚の方針の復活を(DVD版廃止を)。 ★VineLinuxの意義 (1)誰がVineを選ぶか? ・Linux初心者:Ubuntuが有るのにわざわざ、Vineを選ぶのは、Linux は初心者かもしれないがWindowsは中・上級者ではないか? ・Linux脱初心者以上:Vineのきびきび動く良さに魅かれ、選択するのでは無いか? (2)持てる者・持たざる者 ・自宅で眠る、古いWindowsマシン。完動品だが、Windows機としては役目を終 えて他に使い道を・・・そこで、Linuxを知り、低スペックマシンの復活にVineを入 れる。 ・持てる者は新しいマシンを追うのも良い。しかし持たざる者は中古のPCをVineで蘇生させる 選択肢を与え続けているVineLinuxの存在意義は大きいと考える。 (3)結論 CDドライブしかない、古参PCの復活、持たざる者へのPC利用選択肢としてVineの存在意 義は大なるものが有る。今、Linux専門誌ではUbuntuの話題で持ちきりである。Ubuntu専 門誌か?と思うくらい、世はUbuntuブームである。Vineの活路はアプリてんこ盛りのUbuntu とは一線を画し、CD1枚のシンプルで軽快な環境を構築して、”後から”必要なパッケージを aptコマンドで入れて、自分のお気に入りの環境に仕上げていくのがVineのVineらしい活路 では無いか? <提案> ・Debianの行っている、パッケージ利用調査を実施。協力してくれるユーザーにはインスト ール時に、参加意思を表明してもらう。→案外多くのパッケージが無駄だったりするのが 分かるのではないか? ・発想として・・・(セキュリティーには妥協して欲しくは有りませんが) Gimp:これはPhoto Shopキラーの名前どおりプロ並みの画像加工・処理が行える。その分 難しい。aptで必要な人だけ入れれば良いソフトでは無いか Emacs&vi:初心者のためGeditが有るが、Emacs&viは脱初心者が入れれば良い。これらも 必要なユーザーはaptで入手出来るレベルのはず。 ゲーム:今や、パソコンでゲームも無いのでは?ゲームなら専用機が安く、また、高速・高度な グラフィックで楽しめる時代。 tex:物書き、学生、(準)教授しか使い道が無いのでは? こんなんで、パッケージ数がどれだけ減るのかは知らないが、こういう発想で見ていくとDebian のように1CDで基本システムを作り、多くのパッケージを用意して自分だけのシステムを作る方 針のディストリビューシ。aptで自分だけのVineを!で、インストールCD1枚を!ユーザーに約束 出来るRPM系の老舗ディストリビューション、Vine。Vineの活路として、リサイクルリユースの時 代に合ったVineを多くの潜在ユーザーに知ってもらい、体感してもらうのが、これからのVineの有 り方だと考えます。