長南です。 man については、とりあえずの対処法を見つけたような気がします。 which や firefox の man ページでハイフンの表示がおかしいという ことでしたが、つまり英語 man ページの中に表示がおかしくなるものが あるということですね (英語 man は全部おかしくなるんだろうか)。 日本語の man ページには問題がない (たぶん)。 # ハイフンの表示そのものよりも、ハイフンを含む文字列で (たとえば # -a とかで) 検索できないのが困るんですよね。 Vine 5.0 では man some-command を最初に実行したときに、 /var/cache/man 以下にキャッシュが作られます。 対処法 1: some-command の man ページが英語しかなく、そのページの表示が おかしいならば、まずその man ページのキャッシュを消去します。 それから、LANG=C で man を実行して、キャッシュを作り直します。 rm /var/cache/man/cat1/which.1.bz2 (これは root ユーザで) LANG=C man which これで、表示に問題のないキャッシュが作れます。 対処法 2: 最初に 英語 man ページのキャッシュを消すことは同じ。 /etc/man.config の前のメールに引用した部分の直前にこんな コメントがあります。 # For use with utf-8, NROFF should be "nroff -mandoc" without -T option. # (Maybe - but today I need -Tlatin1 to prevent double conversion to utf8.) # # If you have a new troff (version 1.18.1?) and its colored output # causes problems, add the -c option to TROFF, NROFF, JNROFF. そこで「NROFF /usr/bin/nroff -mandoc」をこう書き変えます。 NROFF /usr/bin/nroff -Tascii -mandoc オプションは -Tlatin1 でもよさそうですし、実際 LANG=ja_JP.UTF-8 で 使っている分には、それで表示に問題がないようです。しかし、 LANG=C man which などとやると、ハイフンはちゃんと表示される ものの、ほかの部分で表示に問題が起きます。 -Tascii なら、 そういった問題はないようです。latin1 にあって、ascii にない 文字が出てきたら、まずいんでしょうけれど。 -- 長南洋一