あらいです。 以前言いましたように、Vine 5.0 にアップグレードするに当って起ったこと についてです。今回は Emacs について報告します。 Emacs 23.1 は、何だか色々変に変っているという噂を聞いているので、引き 続き 22 を使うことにしました。 まず最初に面食らったのが、~/.emacs が書き換えられたことです。アップグ レードして初めて使ったときにこれまでと全く違った状態で立ち上がったので 見てみたら、.emacs が見覚えのない内容になっていました。どのタイミングで 変ったのかはわかりません。 何をしたらこういうことが起るのかわかりませんが、ひどいですね。何かこ ういうミスを誘発するような手順があるのでしょうか。試験用アカウントを作 成して試してみましたが、再現しませんでした。 次に、起動時になんかエラーが起るので調べてみたら、tamago-4.0.6-6vl5 が define-coding-system を使っていて、そういうのはもうないということで した。ちょっと調査が必要でしたが、私の環境では Wnn8 があるので、 wnn7egg を使うことにして回避しました。これが使えない人はどうするのがい いのでしょう。 私はツールバーを使わないので .emacs(の延長)で消していたのすが、 Vine 4.2 の Emacs 22 ではできたことが同じ設定でできなくなりました。 起動してから *scrach* で (tool-bar-mode 0) を実行すると消えます し、.emacs も直前の行までは動作しているので、結構解決に時間がかかりまし た。 結局どうしたかというと、(tool-bar-mode 1) と書くといいようです。何故 でしょう。 (tool-bar-mode &optional arg) Toggle use of the tool bar. With numeric arg, display the tool bar if and only if arg is positive. とあるので、起動途中のみ動作が逆になっているように見えます。 また、blink-cursor-mode も同様です。 以上の Emacs は、このバージョンです。 $ rpm -q emacs22 emacs22-22.3-9vl5