岩井です。 2010年11月4日9:57 T.Kabu <kabu@xxxxxxxxxx>: > 自宅サーバーのイロハの勉強会なのでLinuxについて詳しく勉強するのは > 各ディストリビューター(とかユーザー会)にお任せします、とばっさり > 切ってしまいましたが、需要があることは確かですョ、関係者各位。 > > でも今はそういう勉強会をしないとなると、自衛隊の高齢化問題じゃあ > ないけどある世代(?)から切捨ての構成になって将来問題になるような? > 大学とかでLinuxユーザーが(?!)が生産されるからいいのかなぁ? その懸念はあるだろうけども、問題ないと思います。 Linuxはキャズムを超えたといえますから。 以前は、普及させるために様々な層で様々な活動が行われてきました。 だから、例えばLinuxを基礎から一通り学びたいというようなニーズに対する 「Linux」入門みたいなことも、LUGレベルでやろうという意識もあったと思います。 しかしながら、初学者に、体系的に学ばせるってのはどんなに短くても 10時間ぐらいはかかると思う。それでも短すぎると思うけど。 だから、結局は個別に切り出して勉強会をやらざるを得なかった。 例えば、関西のLUGのLILOってところでどういう内容のものをやっていたのかを http://lilo.linux.or.jp/event/ などでご覧いただくと、どういう感じでやってきたのかがわかるとは思います。 で、蕪木さんがやっていた勉強会での要望を満たそうとしたり、 今回の梅田さんみたいな方を対象にしようとすると、 ある程度体系的なものが必要なんだろうと思います。 でも、それはLUGが隆盛だった時代でも、LUGレベルでは実現は困難であったのです。 体系的に話すための資料と講師の準備も大変ですし、複数日に別けること自体、 初回にこれなかった受講者側の人の配慮とかそういうのがとても面倒ですし。 そういう感じで、今も昔もLinuxを体系的に学ぶためにLUGレベルで勉強会を 開催するってのはかなり高いハードルがあります。 で、その結果、もしかしたら蕪木さんが仰るような問題は発生するかもしれない。 影響が想像できるところでは、Vine Linuxをはじめとした、ボランティアベースで開発している ディストリビューションが、人不足で淘汰されてしまうかもしれない。 でも、幾つかのディストリビューションは絶対に残るだろうということも言えます。 だから、問題ないとは言えるんじゃなかろうか。 -- いわい _______________________________________________ vine-users mailing list vine-users@xxxxxxxxxxxxxxxxxxxx http://listserv.linux.or.jp/mailman/listinfo/vine-users