長南です。 中司さんのメールより [vine-users:081003] > # Advanced Micro Devices [AMD] 79c970 [PCnet32 LANCE] > DEVICE=eth0 > BOOTPROTO=none > BROADCAST=192.168.0.255 > HWADDR=00:0C:29:71:44:47 > IPADDR=192.168.0.101 > NETMASK=255.255.255.0 > NETWORK=192.168.0.0 > ONBOOT=yes > TYPE=Ethernet > NM_CONTROLLED=yes > DNS1=192.168.0.200 > DNS2=127.0.0.1 > GATEWAY=192.168.0.200 > IPV6INIT=no > USERCTL=no これを見ると、プロバイダに PPPoE で直接つないているのではなく、 192.168.0.200 というルータを介しているようですが、そうなのですか。 それから、この設定は、自分でお書きになった (と言うか、自分で 加筆なさった) もののようですが、そうなんでしょうか。もしかすると、 NetworkManager を使うときは、/etc/sysconfig/network-scripts/ ifcfg-eth* の設定は、全面的に「システム」→「システム管理」→ 「ネットワーク」(system-config-network) に任せてしまった方が よいのかもしれません。手作業で細かい設定をすることができないなんて 変ですから、たぶんそんなことはないでしょうけれど。 > messages ファイルのログ > Mar 27 22:15:15 insVine avahi-daemon[2731]: Leaving mDNS multicast group on interface eth0.IPv4 with address 192.168.3.7. また、このメッセージは、上の設定になっているときに出たものでしょうか。 ところで、/usr/share/doc/NetworkManager-0.7.1/README にこんなことが 書いてあります。 To store pre-defined network connections, two separate services, the "system settings service" and the "user settings service" store connection information and provide these to NetworkManager, also via D-Bus. Each settings service can determine how and where it persistently stores the connection information; for example, the GNOME applet stores its configuration in GConf, and the system settings service stores it's config in distro-specific formats, or in a distro-agnostic format, depending on user/administrator preference. システムの基本的な設定は、Vine の場合なら /etc/sysconfig/ network-scripts/ifcfg-eth* に保存され、ユーザ固有の設定は、 Gnome applet を使っているなら、GConf に保存されると読めます。 また、Google で「NetworkManager config file」を調べていたら、 http://www.arachnoid.com/linux/NetworkManager/index.html という記事に出会いました。そこには、設定ファイルの位置について 次のように書いてありました。 A modern Linux distribution gets its networking information using this general scheme: * While in runlevel 3, or runlevel 5 before a user logs on: o Fedora: configurations located in files at /etc/sysconfig/ network-scripts/ifcfg-* o Debian/Ubuntu: configurations located in /etc/network/ interfaces * After a user logs on to Gnome, KDE or a similar environment and NM (NetworkManager) kicks in: o Fedora/Debian/Ubuntu: configurations obtained from 'GConf' and normally located under (user directory)/.gconf/system/ networking/connections これが、「NetworkManager はどの設定ファイルを参照するのでしょうか」 という中司さんの最初の質問の答えになりそうだ。設定が二重になっていた ために、問題が起きたのではないか。これで解決したと思ったのですが、 そうは問屋が卸してくれませんでした。 最初の引用が言っている Gnome appletというのは、nm-connection-editor というものではないかと思います。たぶん、中司さんが [vine-users:080987] にお書きになっている > (具体的にはGUIでのアイコン=NetWorkManagerアプレット) のことでしょう。上部パネルの右端の方にある、モニタを二つ 重ねたようなアイコンですね。 ところが、READEME や Web ページの記述とは違って、Vine では、 nm-connection-editor を使っても、$HOME/.gconf/system/networking/ connections ができないのです。gconf-editor で見ても、そもそも /system/networking が存在しません。設定は /etc/sysconfig/ network-scripts/ifcfg-eth* に書き込んでいるようなのです。 少なくとも、うちの Vine 5.2 ではそうです。中司さんのところでは どうでしょうか。 これで、振り出しに戻ってしまいました。とは言え、system-config-network と nm-connection-editor は、どちらか片方だけ使っていた方が 安全なのではないかという気はしますけれど。 ああ、それから、 chkconfig --list network はどうなりますか。NetworkManager と network も、どちらか一方だけ 使うものではないかと思います。 というわけで、問題の原因も解決法もわかりませんでした。 お役に立てずに、残念です。 -- 長南洋一 _______________________________________________ vine-users mailing list vine-users@xxxxxxxxxxxxxxxxxxxx http://listserv.linux.or.jp/mailman/listinfo/vine-users