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[VineSeed:17711] Re: upload: task-gnome, task-compiz

  • From: 加藤 雅 <mkato@xxxxxxxxxxxxx>
  • Subject: [VineSeed:17711] Re: upload: task-gnome, task-compiz
  • Date: Mon, 1 Jun 2009 19:10:35 +0900
加藤(大阪)です。

Vine 5.0α で、クリーンインストール(全て)から、全てアップグレード済みの状
態で、# apt-get install task-compiz で compiz 一式をインストールし、試し
てみました。

以下、いくつか気になった事と、手元での不具合の回避方法などを報告させてい
ただきます。

新規ユーザーを作成し、GNOME セッションにログイン、
    システムメニュー → 設定 → ルック&フィール → 外観の設定
で、「外観の設定」ダイアログを開き、「視覚効果」タブで 「なし」以外を選
択すると、「このままこの設定を使用しますか」と表示されるダイアログが出た
きりで、40 秒以上(数分)待っても復帰せず、フリーズします。その時、

  ・ページャーのワークスペース数は 6個から 4個に変更されている
  ・ウィンドウマネージャは停止しているらしくはウィンドウ装飾(タートル
    バーやウィンドウ枠など)は無し
  ・マウスポインタは動かせるが、ウィンドウ/ダイアログ/GNOME メニュー操作
    等は一切不能
  ・「このままこの設定を使用しますか」ダイアログに対しての、ショートカッ
    ト操作(Alt+P、Alt+K)は不能
  ・Ctrl+Alt+BS で X から抜ける事は可能 → gdm ログイン画面に戻る

という状態です。

こちらの GPU は、nvidia GeForce FX 5200 なので、Vine non-free で提供され
ている nvidia-x11-drv-180.51 は試しましたが使えず、メーカー提供の
NVIDIA-Linux-x86-173.14.18 (同 GPU 用の nvidia 社推奨/最新バージョン) を
使用しています。

なお、「外観の設定」ダイアログに依らず、(ログインし直して)、
  $ compiz --replace &
を実行すると、
  Warn: No 8 bit GLX pixmap format, disabling YV12 image format
というワーニングは出るものの、とりあえず compiz は起動するようで、Alt+左
ボタンドラッグによる、ウィンドウの移動やワークスペースの変更、Alt+Tab に
よるウィンドウの切り替えなどは出来ます (但し、ウィンドウ装飾は一切なく、
リサイズやボタン操作は出来ません)。

この状態で、
  $ emerald --replace&
を実行するとウィンドウ装飾が有効になり、「外観の設定」ダイアログ - 「視
覚効果」タブで、全ての設定が出来るようになり、ccsm による各種設定も可能
になります (emerald は廃止予定という事だったので、この方法が正当かどうか
は分かりませんが)。

しかしこの設定は、まだセッションには保存されず、次回ログイン時には反映さ
れません。
GNOME メニューから、
  システム → 設定 → ユーザー向け → 自動起動するアプリ
に、compiz --replace と emerald --replace を手書きで追加登録する事によ
り、初めてログイン時にも設定が反映されるようになりました。
この後 ccsm で、いくつかの効果や追加機能を試してみた限りでは、すべて期待
通りに作動しました。

Vine 提供ドライバを使用していない為、上記の状態が一般的なものか、GPU ド
ライバ依存の問題かは不明ですが、もし「視覚効果」設定が、ドライバに依存す
るのなら、わかり易い場所にその旨のドキュメントが提示されれば、ユーザーの
戸惑いが軽減されるのではないかと思われます。

-- 
加藤 雅 <mkato@xxxxxxxxxxxxx>
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