加藤(大阪)です。 Tue, 2 Feb 2010 22:32:12 +0900 付 Toshiharu Kudohさんのメールより: > lxdm-0.1.0-1vl6.i686.rpm > lxdm-0.1.0-1vl6.src.rpm > > LXDEの新たなコンポーネント・ディスプレイマネージャのLXDMです。 > GDMの置き換えを狙っている軽量ディスプレイマネージャだそうです。 > まずはテストパッケージとしてputしました。 > よろしくお願いします。 試させていただいた所、一応 lxdm は起動するのですが、全く文字入力が出来な くなり、ログイン出来ませんでした (マウス操作での、終了/再起動は可能)。 Patch10 で "+static int tty=1;" にしているのが原因っぽく思われ、この patch をはずすと (tty=7 に戻すと)、文字入力 - ログイン認証が可能になりま した。 又、[VineSeed:19729] で書きました 「spec ファイルのスクリプト部 (%post 節)で、/usr/sbin/setdm に patch を当てる」を試してみた所、setdm コマンド でディスプレィマネージャが lxdm に切り替え可能になりました。 (関連する /etc/X11//prefdm にも patch が必要でした) 同様に、gsetdm で DM 切り替えを行う場合の為、こちらへの patch 当ても試し てみました。 (どちらも、選択結果で /etc/sysconfig/dmtype を書き換えているようです) 以上の patch をあてたパッケージを、 http://add10.hp.infoseek.co.jp/tmp/lxdm/ に置いておきますから、よろしければお試し下さい。 但し、幾つかの問題点が有ります。 ・%post 節での patch 当ては、あくまで lxdm テスト用の為の間に合わせで す。vutils、vutils-gui、initscripts が更新されると、setdm/gsetdm で の lxdm への切り替えは働かなくなります。 (vutils、vutils-gui、initscripts の更新に、lxdm の patch を追随さ せる、という手も無くは無いですが...) ・短時間で書きましたので、spec の該当部分、少し汚いです(マクロを使うべき 所を、直値で書いたりしてます)。 ・lxdm アンインストール時に、setdm、prefdm、gsetdm を元に戻す処理はして いません (実害は有りませんが...)。 以上のような問題は有りますが、取り敢えず lxdm 本体の評価用として、Seed 環境で稼動可能なのは確認出来ています(Vine 5 でも、リビルドすれば利用出来 るようです)。 # やはり本筋は setdm(vutils)、gsetdm(vutils-gui)、prefdm(initscripts) # 各パッケージの方を直接修正していただく事で、そうなれば、安定して lxdm # が利用可能になると思います。 -- 加藤 雅 <mkato@xxxxxxxxxxxxx> http://add10.hp.infoseek.co.jp/rox/ http://www2.odn.ne.jp/add10/fluxbox/