長南です。 もう、自力で解決なさったことでしょうが、用事が一段落したので、 grub コマンド(grub shell と言うらしい)を直接使うやり方について、 自分でやったことを、もうすこし詳しく書いてみます。grub を使う のは、私もはじめてなので、かなり頼りないですけれど。 確か、Vine を入れたのは /dev/hda6 で、/boot は / と同じ パーティションにあるのでしたね(以下、デバイスの番号などは ばんのさんの環境に合わせます)。 まず、/usr/share/grub/i386-vine (grub-0.90-0vl1.i386.rpm の 場合)にある menu.lst 以外のファイルをすべて/boot/grub にコピー します。それから、 # grub --device-map=/boot/grub/device.map 念のため、オプションをつけて、grub を実行し、device.map を 作りました。要らないかもしれません。 grub> root (hd0,5) # hda6 なので、6 - 1 = 5 grub> setup (hd0) grub> quit これで、MBR に grub が入ったはずです。うまく行かないようなら、 grub> setup --force-lba (hd0) とやってみる手もあります この後、リブートして、grub のプロンプトで、 grub> kernel /boot/vmlinuz-2.4.18-0vl3 root=/dev/hda6 grub> boot これで正常にブートしたら、/usr/share/grub/i386-vine/menu.lst を 参考に /boot/grub/menu.lst を作って、Win 2k とのデュアルブート が可能なようにする、と。 /boot/grub/grub.conf は、例の「インストール後の設定」でアナコンダ が作ってくれるようです。だから、ばんのさんのところには存在しません。 存在する場合は、menu.lst がこれへのリンクになっているのですが。 # /usr/doc/JF/Multiboot-with-GRUB.txt.gz という文書もありますね。 何度も info grub をやるようにと言いました。もう御存知でしょうが、 お節介ついでに info の簡単な使い方も書いておきます。 スペースバーで先へ進む。矢印キーも使える。q で終了。 Menu や note で先頭に * のついた行や単語にカーソルを合わせて、 リターンを押すと、その項目に飛ぶ。l (エル)で直前の画面に戻る。 t で一番最初の画面(Top node)に戻る。Cntl-h で簡単なヘルプ。 私もそのぐらいしか知りませんが、それでだいたい用が足ります。 -- 長南洋一 cyoichi@xxxxxxxxxxxxxxx