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[vine-users:052410] USB-LAN の UHCI での動作について

  • From: "Masato Matsuzawa(At Home)" <pirates@xxxxxxxxxxxxxxxx>
  • Subject: [vine-users:052410] USB-LAN の UHCI での動作について
  • Date: Sat, 27 Jul 2002 23:33:02 +0900
松澤と申します。

Admtek8511(PegasusII)内蔵のCorega社製USB-LANアダプタ、
FEther USB-TXSをつぎの2つの環境で動作させようとしています。
下記の操作をしたところ、環境1では、うまく動作させることができました。
抜き差しを行っても問題は無い模様。OHCIが使われている。

ところが、環境2では、一応動作するものの、同一セグメントの他のマシン
にpingをかけると、1分ほど動いたかと思うと、つぎの数分はアンリーチャ
ブルとなり、そのまま放置するとまた復活し、またダメになるということが
繰り返されます。 また、抜き差しを数回するとハングする。 UHCIが
使われていると思われるが、lsmodで、UHCIのレファレンスカウントは0の
まま。 

 環境2でうまく動かないのですが、解決策についてお心当たりのある方、
アドバイスいただけると幸いです。

<やった操作>
 at vine 2.5
  /usr/src/linux/drivers/usb/pegasus.h内のCoregaのFEter-TXのアカウント
PEGASUS_DEV("Corega FEter" USB-TX", VENDOR_COREGA, 0x0004,DEFAULT_GPIO_RESET )

にならい、つぎの行を追加。 0x0dは、起動時の/var/log/messagesで確認。 なお、元々ある
上記の行の製品名、"Corega FEter"は、"Corega FEther USB-TX"  <-- FEtherのhが抜けている
ので、新規行では修正。 また、第4パラメータは上記と同様では動かなかったので、周辺の行を
参考にして、PEGASUS_IIを追加。

PEGASUS_DEV("Corega FEther" USB-TXS", VENDOR_COREGA, 0x0d,
DEFAULT_GPIO_RESET | PEGASUS_II)

make xconfigで、USBサポートをy、pegasusをm、2つのUHCI、OHCIをm、プラグアンドプレイをy
としてコンパイル。
ここまでの作業をしてリブートすることで、環境1では、eth1、環境2では、eth0が作成され、
redhat メニューで、ネットワーク設定(固定アドレス)を設定。


(1) 環境1
  IBM Aptiva Aptiva 2197-13J Pentium3   OHCIチップの模様
 動作安定。 OK。 抜き差しもOK。 カーネルハングせず。
(2) 環境2
  富士通 FMV Biblo MF2/40  Celeron 400MHz UHCIチップの模様

 最初に説明したように一応動くが、不安定。 pingさせているターミナルで、リターンなどを繰り返すと
比較的すぐに一時停止する。 放っておくとまた動いたり止まったり。 吹き挿しを数回するとハング
する。

 pegasus自体が、experimentalとなっているので、こんなものなのか、あるいは回避策があるのか
分かりません。 UHCIドライバをmで設定しているのに、lsmodで見る限り、レファレンスが常に0と
なっていることも気になります。 OHCIが使われる時には1になりますし、pegasusがそれにリンク
されていることがlsmodで表示されます。

以上、よろしくお願いいたします。