上田です。 参考までに... >> for i in 1 2 3 4 5; do >> for j in 1 2 3 4 5; do >> qsub -v i,j 変数iとjを使うバッチスクリプト >> done >> done おおさと> その、qsub がどういうものか分からないので、確かなことは言え おおさと> ないのですが、本来はこういう場合、 おおさと> . qsub -v i j おおさと> として使うべきものなんじゃないでしょうか。 PBSはバッチキューイングのためのプログラム群です。バッチキューイングとは、 その昔、計算機と言えばメインフレームしかなくて、プログラムと言えば一度 に一つしか走らなかった時代に使われていたもので、「ジョブ」とよばれるプ ログラムをキュー(待ち行列)にためては、一度に一つずつ実行させるための物 です。 今でも一回の計算に1時間〜数日かかるような計算を多用するような場所では 重宝に使われています。 バッチキューイングのシステムは今流行りの「GRID」で見直されつつあって、 複数のマシンのそれぞれで一時に一つのジョブを実行するのに使われます。 別のマシンでの(恐らく並行に動作する、独立の)プログラムを登録するのが qsub (Queue SUBmit) コマンドで、qsub 自身はキューイングするとすぐに実 行を終了し、背後でデーモンがキューから取り出しては rsh (それ以外の方法 も設定可) で別のマシンでプログラムを実行させます。 こういう用途なので、パラメータはそれぞれ別の一時ファイルに入れてバッチ ジョブがそれを読むというのが筋が良いのは間違い無いのですが、それはやは り面倒なので、環境変数にでもパラメータを入れてジョブプログラムに渡す方 法が重宝なのです。 こういう長時間のジョブを流している人は、プログラマというよりは、物理や化 学の専門家で、見よう見まねでバッチスクリプトやらそれを qsub する別のス クリプトやらを書いて仕事をしています。 --HAL