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[vine-users:054533] Re: SSH 2での接続

  • From: KIKUCHI Junichi <maxi@xxxxxxxxxxxxx>
  • Subject: [vine-users:054533] Re: SSH 2での接続
  • Date: Thu, 24 Oct 2002 08:01:28 +0900
菊池@春日部です。

J.Saotomeさんの<4.3.2-J.20021024030311.00dc4820@xxxxxxxxxxxxxx>から
> サオトメと申します。
> 
> このMLで紹介されていた、PuTTYjpを使ってSSH2で接続しようと
> しているのですが、"Server refused our key"と表示されて認証鍵
> を受け取ってもらえません。

僕も使い始めに、これで少し悩みました。

> やったこと
> 
> ・クライアントマシーンでputtygenを使用し、DSA 1024ビットで
> パスフレーズを入力してpublic keyとprivate keyを作成。

まずここなのですが、openssh はデフォルトの ServerKeyBits が
768 ビットなので、puttygen でも 768 ビットで鍵を作らないと
ダメなようです。

# 無論、ServerKey を 1024 ビットで作り直せば大丈夫なのでしょうけど。

> ・public keyをホストマシーンにftpでputし、ログインするユーザの
> ホームディレクトリの.sshディレクトリで、
> cat id_dsa.pub > authorized_keys2
> chmod 600 authorized_keys2
> を実行。

# 僕は SSH v2 DSA 認証しか使わないつもりで PuTTY を導入したので、
# authorized_keys2ではなく、単に authorized_keys です(公開鍵なので
# パーミッションも 644だったりします。無論秘密鍵は 600 )。

で、公開鍵なのですが、puttygen.exe で生成・保存したファイルは、openssh
では使えないです。

「 Public key for pasting into OpenSSH authrized_keys2 file: 」

と出ているボックス内の文字列をコピーし、ホストの ~/.ssh 以下で
vi 等を使ってペーストし、authorized_keys2 として保存します。
この文字列が openssh 用の公開鍵です。

# コピぺ出来ない状態でしたら、一度メモ帳にでも貼り付けて保存し、
# FD でホストに持っていくのが正解 :-)
# SSH の鍵を、ネットワーク上に流すことはなるべく避けましょう。

> ・クライアントマシーンからPuTTYjpで"認証のためのプライベートキーファイル"
> に作成したprivate keyを指定しホストへ接続。
> 
> opensshのバージョンは
>  > rpm -q openssh
> openssh-3.4p1-0vl2

こちらも同じ、openssh-3.4p1-0vl2 です。

> /etc/ssh/sshd_configはこうなっています。
> 
> -----------------------------------------------
> #Port 22
> #Protocol 2,1

ここは、Protocol 2 にしてしまうのをお勧めします( 1 は使わない)。

> # HostKey for protocol version 1
> #HostKey /etc/ssh/ssh_host_key
> # HostKeys for protocol version 2
> #HostKey /etc/ssh/ssh_host_rsa_key
> #HostKey /etc/ssh/ssh_host_dsa_key

DSA 認証しか使わないなら、

 HostKey /etc/ssh/ssh_host_dsa_key

でいいと思います。

> # Lifetime and size of ephemeral version 1 server key
> #KeyRegenerationInterval 3600
> #ServerKeyBits 768

一応、ここ、コメントアウトをはずしています。

 ServerKeyBits 768

1024 ビットの鍵を使いたいなら変更すればいいかと。
# ただ、ホスト鍵も作り直さないといけないのかな?

-以下略-

これでうまくいかないでしょうか?

-- 
菊池順一 <maxi@xxxxxxxxxxxxx>