まつもとです。 Yujin Nakagawa wrote: > 現在、Vine-2.5を使用しています。 > バックスラッシュを押すと、エンマークが表示されてしまうことについてです。 少し前にもここで言ったような気がするのですが、 yen と backslash の問題は、フォント依存です。 tilde と overline も。 現在入っている kochi は、10,14pxl は yen、他は backslash になっていま す。これはフォントのバグで、作者さんにもレポートはしてあります。 # ふるかわさん、おいそがしいようで、update 出てないですが。 # どなたか embedded bitmap をはがして修正して戻す、とかやりません? また、CR についている Ricoh の gothic/mincho (MS Gothic / Mincho とだい たい同等) では、yen と tilde になっています。 そもそも、 JIS X 0201 のフォントとしては、yen / overline、 iso-8859-1 のフォントとしては、backslash / tilde、 であるべきなのですが、EUC や SJIS の 00-7F 部分が JIS X 201 Roman なのか ISO-8859-1 の ASCII 部分なのか、それとも混在できるのかは、明確な指針とな るような規格が見つかりませんでした。 # あえていえば、SJIS は Microsoft 系の話ではあるので、 # SJIS では yen/tilde というのが正解かもしれません。 > ためしに、"/etc/X11/XF86Config-4" の FontPath の部分で、"75dpi:unscaled" を > 一番上に持って来ましたが、root ではバックスラッシュで表示されますが、 > 日本語が文字化けしてしまいます。一方ユーザでは、エンマークが表示されてしまいます。 > 具体的には、以下のような順序に FontPath を変更しました。 > # By default, Vine Linux use xfs except for TrueType > Section "Files" > FontPath "/usr/X11R6/lib/X11/fonts/75dpi" > FontPath "/usr/X11R6/lib/X11/fonts/TrueType" > FontPath "unix/:7100" > FontPath "/usr/X11R6/lib/X11/fonts/japanese" > FontPath "/usr/X11R6/lib/X11/fonts/misc" > EndSection > > # Module loading section 日本語の入っている path は、TrueType と japanese、そして misc です。 このうち、-alias-なんちゃらが定義されているのが TrueType と misc です。 unix/:7100 は、まぁおまけ。なくてもかまいません。 japanese に入っているビットマップフォントも naga10 : yen / overline misc(k14goth?): yen / tilde shinonme12,16 : backslash / tilde kappa : backslash / tilde となっていますから、pxl 数によって表示されるグリフが変わってしまいますね…。 どうしてもすべて backslash がよければ、これらのモト bdf を改造するか、 12pxl,16pxl あたりで使うようにしてください。