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[vine-users:055883] A 'tainted' module とは何ですか

  • From: Hiroshi Nakata <hirotan@xxxxxxxxxxxxxxx>
  • Subject: [vine-users:055883] A 'tainted' module とは何ですか
  • Date: Mon, 18 Nov 2002 03:14:46 +0900
こんにちは、仲田と申します。
AOpen MX3S-T + Celeron 1.4GHz で 2.6r1(FTP) を使わせてもらってます。
いわゆるブック型ケースで PC を組み直したところ、発熱の問題が
無視できなくなり、とりあえず現状を把握しようと lm_sensors を
インストールしました。

手順は、http://www.rpmfind.net/ から RedHat 7.3 用の
lm_sensors-2.6.1-1.i386.rpm を持ってきて gnorpm を使いました。
ハードウェアテストを何度か繰り返したところ、
i2c-801.o, i2c-isa.o, eeprom.o, w83781d.o が必要で、
かつディスクに存在しないことが分かったため、
2.5 → 2.6r1 のときに apt-get install kernel-source で
入れたまま手を加えていないソースを使って作りました。
make xconfig で i2c と sensor のサポートを有効にして、
当該モジュールを作るようチェックを入れてから、
make modules ; make modules-install してます。
その後、/etc/rc.d/rc.local に下記を追加
#--- for Lm_sensors ---
# I2C adapter drivers
modprobe i2c-i801
modprobe i2c-isa
# I2C chip drivers
modprobe eeprom
modprobe w83781d
sensors -s
#--- for Lm_sensors ---

/etc/modules.conf に下記を追加
# Lm_sensors
# I2C module options
alias char-major-89 i2c-dev

これで再起動後は CPU 温度やファンの回転数などがターミナルで
見られるようになっています。
それは良かったのですが、起動時の画面で次のような警告が出ます。

Warning: loading XXXX will taint the kernel: no license
See http://www.tux.org/lkml/#export-tainted for information about tainted modules

XXXX の部分はそれぞれ
/lib/modules/2.4.19-0vl22/kernel/drivers/i2c/i2c-801.o
/lib/modules/2.4.19-0vl22/kernel/drivers/i2c/i2c-isa.o
/lib/modules/2.4.19-0vl22/kernel/drivers/sensors/eeprom.o
/lib/modules/2.4.19-0vl22/kernel/drivers/sensors/w83781d.o
です。

中学は出たけど英語分からない、じゃなくって(悪い冗談です。すみません)
英和辞典ひいたら taint は「汚す」ことなんで、
「ライセンスのないモジュールだからカーネルを汚染するかも」という
意味に解釈しました。www.tux.org も見に行ったけどやはり
そういう意味に取れました。
Vine の FTP ミラーから取得したソースで作ってるのに tainted
でしょうか。というか何故ライセンスがないのでしょうか。

もうひとつ疑問があります。
dmesg でも cat /var/log/messages でも、この警告が記録されていない
のですが、これで正しいのでしょうか。
仕方ないので起動画面を ctrl-S で停めて紙と鉛筆で転記しました。

仲田比呂志