こんにちは、仲田と申します。 AOpen MX3S-T + Celeron 1.4GHz で 2.6r1(FTP) を使わせてもらってます。 いわゆるブック型ケースで PC を組み直したところ、発熱の問題が 無視できなくなり、とりあえず現状を把握しようと lm_sensors を インストールしました。 手順は、http://www.rpmfind.net/ から RedHat 7.3 用の lm_sensors-2.6.1-1.i386.rpm を持ってきて gnorpm を使いました。 ハードウェアテストを何度か繰り返したところ、 i2c-801.o, i2c-isa.o, eeprom.o, w83781d.o が必要で、 かつディスクに存在しないことが分かったため、 2.5 → 2.6r1 のときに apt-get install kernel-source で 入れたまま手を加えていないソースを使って作りました。 make xconfig で i2c と sensor のサポートを有効にして、 当該モジュールを作るようチェックを入れてから、 make modules ; make modules-install してます。 その後、/etc/rc.d/rc.local に下記を追加 #--- for Lm_sensors --- # I2C adapter drivers modprobe i2c-i801 modprobe i2c-isa # I2C chip drivers modprobe eeprom modprobe w83781d sensors -s #--- for Lm_sensors --- /etc/modules.conf に下記を追加 # Lm_sensors # I2C module options alias char-major-89 i2c-dev これで再起動後は CPU 温度やファンの回転数などがターミナルで 見られるようになっています。 それは良かったのですが、起動時の画面で次のような警告が出ます。 Warning: loading XXXX will taint the kernel: no license See http://www.tux.org/lkml/#export-tainted for information about tainted modules XXXX の部分はそれぞれ /lib/modules/2.4.19-0vl22/kernel/drivers/i2c/i2c-801.o /lib/modules/2.4.19-0vl22/kernel/drivers/i2c/i2c-isa.o /lib/modules/2.4.19-0vl22/kernel/drivers/sensors/eeprom.o /lib/modules/2.4.19-0vl22/kernel/drivers/sensors/w83781d.o です。 中学は出たけど英語分からない、じゃなくって(悪い冗談です。すみません) 英和辞典ひいたら taint は「汚す」ことなんで、 「ライセンスのないモジュールだからカーネルを汚染するかも」という 意味に解釈しました。www.tux.org も見に行ったけどやはり そういう意味に取れました。 Vine の FTP ミラーから取得したソースで作ってるのに tainted でしょうか。というか何故ライセンスがないのでしょうか。 もうひとつ疑問があります。 dmesg でも cat /var/log/messages でも、この警告が記録されていない のですが、これで正しいのでしょうか。 仕方ないので起動画面を ctrl-S で停めて紙と鉛筆で転記しました。 仲田比呂志