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[vine-users:062993] mkbootcd - ブート CD-RW(CD-R) 作成

  • From: "F.M." <makoto@xxxxxxxxxxxxxxxxxxx>
  • Subject: [vine-users:062993] mkbootcd - ブート CD-RW(CD-R) 作成
  • Date: Sun, 16 Nov 2003 22:13:15 +0900
既に出ている話かもしれませんが,mkbootdisk をちょっと手直しして,
ブート用の CD-RW を (Vine Linux 2.6r3 rc2 で)作ってみました.

フロッピーディスクだとカーネルを読み込む時間が長くていやだったのが,
作った動機です.

手順
1. mkbootcd というスクリプトを,mkbootdisk から作ります.

   % diff /sbin/mkbootdisk /sbin/mkbootcd
   162c162,163
   < mount -t vfat $device $MOUNTDIR || {
   ---
   > [ -f $device ] && MOUNTOPT="-o loop"
   > mount $MOUNTOPT -t vfat $device $MOUNTDIR || {
   %

2. 以下,ファイルが無いディレクトリで作業します.

   (1440KiB のファイルを作る)
   dd if=/dev/zero of=bootdisk.img count=2880
   (ブートディスクのイメージを作る)
   mkbootcd --device bootdisk.img `uname -r`
   (CD の ISO イメージを作る)
   mkisofs -b bootdisk.img -c boot.catalog -o bootcd.iso .
   (option : 使用済のCD-RWの場合は消去する)
   cdrecord dev=0,0,0 blank=fast
   (CD-RW 等に焼く)
   cdrecord dev=0,0,0 -v bootcd.iso

   # dev=0,0,0 の数字は,必要に応じて変更してください.

bootdisk.img は,普通にブート用フロッピーディスクを作成して
そのイメージを使ってもできると思いますが,この手順ではフロッピー
ディスクドライブを使わなくても出来ます.

試していませんが,2880KiB のディスクが使えれば,2種類のカーネルを
入れて起動時に選ぶことも(syslinux.cfg をちゃんと書けば)できそうです.