既に出ている話かもしれませんが,mkbootdisk をちょっと手直しして, ブート用の CD-RW を (Vine Linux 2.6r3 rc2 で)作ってみました. フロッピーディスクだとカーネルを読み込む時間が長くていやだったのが, 作った動機です. 手順 1. mkbootcd というスクリプトを,mkbootdisk から作ります. % diff /sbin/mkbootdisk /sbin/mkbootcd 162c162,163 < mount -t vfat $device $MOUNTDIR || { --- > [ -f $device ] && MOUNTOPT="-o loop" > mount $MOUNTOPT -t vfat $device $MOUNTDIR || { % 2. 以下,ファイルが無いディレクトリで作業します. (1440KiB のファイルを作る) dd if=/dev/zero of=bootdisk.img count=2880 (ブートディスクのイメージを作る) mkbootcd --device bootdisk.img `uname -r` (CD の ISO イメージを作る) mkisofs -b bootdisk.img -c boot.catalog -o bootcd.iso . (option : 使用済のCD-RWの場合は消去する) cdrecord dev=0,0,0 blank=fast (CD-RW 等に焼く) cdrecord dev=0,0,0 -v bootcd.iso # dev=0,0,0 の数字は,必要に応じて変更してください. bootdisk.img は,普通にブート用フロッピーディスクを作成して そのイメージを使ってもできると思いますが,この手順ではフロッピー ディスクドライブを使わなくても出来ます. 試していませんが,2880KiB のディスクが使えれば,2種類のカーネルを 入れて起動時に選ぶことも(syslinux.cfg をちゃんと書けば)できそうです.