長南です。 PIXUS については何も知らないので、見当違いかもしれませんが。 Lawrence さんのメールより [vine-users:063659] > > pixus 860iusbraw:\ > :lp=/dev/usb/lp0 :\ > :sd=/var/spool/lpd/pixus860iusbraw:\ > :mx#0:\ > :sh:\ > :rw:\ > :if=/usr/local/bin/pixus860i_raw: > > pixus 860iusbps:\ > :lp=/dev/usb/lp0 :\ > :sd=/var/spool/lpd/pixus860iusbps:\ > :mx#0:\ > :sh:\ > :rw:\ > :if=/usr/local/bin/pixus860i_ps: > (3)/etc/init.d/lpd restartでenter この /etc/printcap はご自分でお書きになったのですか。 これを見て、まず気がつくのは、 1) デフォルトのプリンタ lp がない。 lp のエントリーがない場合は、最初に記述したプリンタがデフォルトに なるんでしたっけ(違ったかな)。だとしたら、Mozilla などからは pixus860i_raw の方にデータが渡されているわけです。 pixus860i_raw と いうのは、どういうフィルターかわかりませんが、Linux ではポスト スクリプトファイル(ps ファイル)を印刷するのが基本です。pixus860i_raw という名前ではポストスクリプトのデータを印刷できなさそうな気がします。 いづれにしろ、lp エントリーを作った方が無難です。 名前からして、おそらく pixus860i_ps の方が ps ファイルを処理する フィルターなのでしょう(キヤノン・ドライバのマニュアルで確認して ください)。でしたら、pixus 860iusbps を lp にするべきだと思います。 また、長いプリンタ名は使いにくいので、pixus 860iusbraw にも別名を 付けた方がよさそうです。こんなふうに。 raw|pixus 860iusbraw:\ :lp=/dev/usb/lp0 :\ (省略) lp|pixus 860iusbps:\ :lp=/dev/usb/lp0 :\ (省略) # プリンタ名(厳密にはキュー名というのかも)に空白は入れられるん # でしたっけ。まあ大丈夫だと思いますが、pixus_860iusbpsと # アンダーバーにしておけば間違いありません。lpr -P で指定 # するときも楽ですし。 2) :lp=/dev/usb/lp0 :\ などの直前の空白はタブですが、タブになって いますか。 3) PIXUS850i のドライバをダウンロードなさったそうですが、/usr/local/bin に pixus860i_raw、pixus860i_ps というファイルは存在しますか。 pixus850i_ps などをリネームしたのですか。それで、 > (6)元のドライバ名のpixus850iに変更しても同様です。 というのは元の pixus850i_ps などの名前に戻したということ? pixus850i_ps と元の名前にしておいた方がよいだろうと思います。 PIXUS のドライバ自身やユーティリティが内部でその名前を利用して いるかもしれませんから。 4) /var/spool/lpd/pixus860iusbps などのスプールディレクトリは存在しますか。 オーナー/グループやパーミッションが lp lp drwx______ になっていますか。 以上のことを確かめてから、lpd を restart し、適当な ps ファイルを選んで コマンドラインから、 lpr -Plp hoge.ps (プリンタが lp なら -Plp は省略できる) でテストしてみてください。うまく行かなかった場合は、出力されるエラー メッセージや /var/spool/lpd/pixus860iusbp/status* を見ると(ほかにも エラーログらしきものがあったら、それも)、何かわかるかもしれません。 そして、コマンドラインから印刷ができたら、アプリケーションからの印刷を 試してみる。 # コマンドラインから plain text を印刷するときは、一旦ポストスクリプト・ # データに変換してやらなければなりません。たとえば、こんなふうに。 # # $ mpage -1 -o hoge.txt | lpr -Plp -- 長南洋一 cyoichi@xxxxxxxxxxxxxxx