いけだ@福山市です. From: sakai toshiya <sakai-toshiya@xxxxxxxxxxxxxxxxx> Date: Sat, 10 Jan 2004 16:26:33 +0900 Message-ID: <20040110162633.05505e96.sakai-toshiya@xxxxxxxxxxxxxxxxx> > 1. chkconfig でmurasaki とkudzu をoff > 2. 再起動後、/etc/rc.d/init.d/kudzu start > 3. その後、kudzu stop > 4. /etc/rc.d/init.d/murasaki start /etc/rc.d/rc の中身を見て調べていただくと, /etc/rc.d/init.d/* の謎が解けるかも. というわけで……. Linux が起動した時にいろいろなサービスを呼び出しますが, その時は /etc/rc.d/rc が /etc/rc.?d/* を呼び出します. ? は runlevel です. 現在の runlevel は /sbin/runlevel コマンドを実行すると 表示されます. /etc/rc.?d/ 以下にあるファイルは, 1. K で始まるサービスを stop させる. 2. S で始まるサービスを start させる. というように実行されます. この K や S で始まるファイルは, for i in /etc/rc$runlevel.d/K*; do とやって Shell スクリプト /etc/rc.d/rc から呼び出されて いるわけですが,K や S の後に続く 2 桁の数字の順番に 呼び出されています. 実際に呼び出される順番を確かめるには, echo /etc/rc?.d/S* | tr ' ' '\n' # $ は runlevel というなコマンドを実行してみるとわかります. そういうわけで,この数字をいじって kuzu と murasaki の 起動の順番を変更してやれば良いのだと思います. > あと、フリーズして入力を受け付けなくなったとき、 > 強制再起動をしているのですが、再起動せずに復旧を試みる > 方法がありましたら、お教えいただければさいわいです。 Ctrl + Alt + BS で X Window System を終了 (再起動) させてみるという方法で解決するなら,それはそれで良いかもしれません. X Window System が入力を受け付けなくなっただけなら, Alt + Ctrl + F1 で仮想コンソールに切替えて作業を することができます (F1 は F1 〜 F6 まで使えます). 仮想コンソールから X Window System に戻るには, Alt + F7 を使います. 仮想コンソールが使えるなら,そこで X Window System 関連を 再起動させれば OK でしょう. 仮想コンソールが駄目でも,その Linux マシンに ssh (か telnet) で login できる状況なら,それを使って login して怪しいプロセスを kill すると正常になることもあります. さらに詳しくは,jman init なども試して調べてみて下さい. とにかく仮想コンソールになったけど login できないという ときは,Alt + Ctrl + Del で Linux を安全に再起動させてみましょう. それでも駄目な時は,ハードウェアリセットで再起動しかないでしょうね. -- IKEDA Katsumi <ikedak@xxxxxxxxxxxxxxxx> <http://www013.upp.so-net.ne.jp/ikeda/index.html>