vine-users ML アーカイブ



[vine-users:063850] Re: 起動時の fsck にてファイル破損及び起動不良

  • From: ichikawa <ichikawa@xxxxxxxxxxxxxxxx>
  • Subject: [vine-users:063850] Re: 起動時の fsck にてファイル破損及び起動不良
  • Date: Sat, 10 Jan 2004 18:58:24 +0900
市川@市川市と申します。

並 さん、RYOW さん、情報頂き有難うございます。

> > > オプションを指定するときは、そのボリュームは書き込み可でマウントされてい
> > > てはいけません。                            ^^^^^^^^^^
> 
> なので、
> 
> > 「マウントせずに実行しなければならない」と書いてあったのが、
> 
> とは限らなくて、読み出し専用でならばマウントされていてもいいはずです。

そうでしたか。これを読む直前、たった今しがたですが、マウントしたままお
こなってしまいました。問題はなさそうですが、アンマウント若しくはリード
オンリーで行えば安心ですね。

>> e2fsck -fD /dev/<filesystemdevice>
>
> として、dir_index の機能が有効だったときには必要だった (が不要となる) 情
> 報を削除しつつ、最適化するというのは妥当な気がしますが。

私もそうだと思ったのですが、以下のようになりますので疑問を持った次第で
す。

例えば dir_index を無効にしたファイルシステムで e2fsck -D したものを、
再度 e2fsck -D すると同じ i-node がまた表示されませんか? 私のところで
はそうなりました。リードオンリーでマウントしたものに対して、連続的に施
してもです。つまり -D の成果が反映されていない、若しく -D そのものがき
ちんと働いていないではと思ったからです。全く自信はありませんが、この事
は kernel の対応状況やバグも関連するのかも知れません。

本日行った結果が更にそう思わせます。

(本日の結果)

1. vine 2.6r3 クリーンインストール
2. tune2fs -O ^dir_index <file-system device>
3. tune2fs -c 20 -i 6m -C 20 <file-system device>
4. 再起動時に fsck 掛かるも修正を促さる事項なし。
5. その後、今のところ問題なし。

(先日の結果)

1. vine 2.6r3 クリーンインストール
2. tune2fs -c 20 -i 6m -C 20 <file-system device>
3. 再起動時に fsck 掛かり re-index されると共にファイル破損。
4. ファイル修復後 tune2fs -O ^dir_index <file-system device>
5. 手動で e2fsck -f -D <file-system device> すると dir_index を持たな
   いのに index 情報がある矛盾の修正を促される。

(本日の結果)の 4 と、(先日の結果)の 5 の違いがそうです。インストール直
後に起動した時点で Htree index が付けられていないのなら、-D オプション
は不必要ではと思いました。vine 2.6r3 の現時点では Htree index を付ける
のは kernel ではなく e2fsck の領分なのではないかと思った次第です。

現時点では Htree は問題があるように感じてしまいますので、dir_index は
無効にした方がよいのかもしれませんね。今後に期待を致します。

でも rc.sysinit の中に -D は見付けられなかったし、起動時の re-index と、
手動で e2fsck -D とした時の動作が違く感じますので、例えば、数多くのファ
イルを有するディレクトリとかがあった場合、標準で Optimizing する仕様な
んでしょうかね。

# 一安心な感じですので(ですよね?)、再インストールから構築(なんていえる
# 程の設定ではないですが)に進んでみます。
-- 
ichikawa <ichikawa@xxxxxxxxxxxxxxxx>