のざわです。 > ABE@相模原です。 当方では、どうしても GbE の RealTek rtk8169S を NFS 下で使う必要があり、 kernel-2.6.6 化しました。2.4.x でも使えないわけではないのですが、 diskless なので、nfsroot のマウントまで立ち上がらない個体が出現したため。 > カーネル 2.6.x化の実験報告です。 私は、ちょっと具体的に書きます。まずは vine-2.6r4 そのままだと、 /usr/src/linux # make CHK include/linux/version.h UPD include/linux/version.h : /usr/include/asm/errno.h:4: asm-generic/errno.h: ?????????????????????? make[2]: *** [scripts/basic/split-include] ??? 1 make[1]: *** [scripts_basic] ??? 2 make: *** [include/linux/autoconf.h] エラー 2 となります。これは当たり前のことで、以下のパッケージの問題でした。 > 無事にカーネルが起動した状態の各種パッケージのバージョン : > ----------------------------------------------------------------------- > Name: ドキュメント記載の要求バージョン: わたしのバージョン: > Gnu C Compiler 2.95.3 2.95.3 > Gnu Make 3.78 3.79.1 > util-linux 2.10o 2.11n (from Vine Update) ここまで、そのままで問題ないですが、 > binutils 2.12 2.15.90.0.3 20040415 は、vine-seed から binutils-2.14.90.0.7-1vl2.src.rpm を持ってきて、また dejagnu-1.4.2-6vl1.src.rpm が必要だったので、rebuild しました。途中 + make '%{_smp_mflags}' tooldir=/usr all make: *** ターゲット `%{_smp_mflags}' を make するルールがありません. 中止。 てなメッセージがあったので、spec ファイルの %{_smp_mflags} を消しまし た(対処法としては、まずいかも)。 > module-init-tools 0.9.9 modutils-2.4.26-15 は、同じく seed から modutils-2.4.26-2vl1.src.rpm,dietlibc-0.21-2vl1.src.rpm で対応しました。次の > procps 2.0.9 3.2.0 は rpmfind で fedora の procps-3.2.0-1.1.src.rpm を拝借。それから、私 の場合は module は一切使用していないので、rc 関係は全く変更していません。 > 所感 : > gccバージョンが 2.95.3のままで可能かどうかが一番心配でしたが > 上記のような構成で2.6.6カーネルが起動しました。 私も心配でしたが、さほどびっくりすることなく立ち上がりましたが、当初の 目標である rtl8169 の認識はできても、ping 等の通信が全くできないために、 頭を抱えています(mm3 もだめだった)。 他は bzImage が 700-800KB だったのが 1100KB になってしまったのが驚き。